アイディアロケット工房・活動リポート2010年12月5日@koga

　奮闘アルバム集　

★　IRW例会(2010/12/05；高度測定検証他)奮闘アルバム
　初冬の古河・わたらせ河川敷で高度測定方法の検証実験や次期IRW標準機の試射などを行いました。
　IRWが応援するイベントでは多数の手作りロケット（1回のイベントで最大約80機）の出来栄えを実感していただくために高度測定をして参加者に記録証を交付し喜んでいただいています。

　IRWでの手作りロケットの高度測定は発射点（ランチャー）を挟んだ2箇所（基線150m）の透視板を用いた方法（下写真、IRW高度測定(pdf版)参照）で行っています。
　　
　今回の検証（2010年12月5日＠古河市）ではIRW標準機（60~70m級）や次期IRW標準機の試射を含め高高度挑戦機(80~100m超)を打ち上げ、複数回の測定で飛翔状態や読み取りによる計測幅を確かめました。
　　
　下図に結果を示します。
　

　その結果；
1)計測手法/方法は妥当
2)計測当日の計測機材設置や測定者の読み取りに注意を払い
3)高い到達高度狙いでは、風向きや発射台（ランチャーセット）に注意し、極力真上/真っ直ぐ（発射角；打上げ角=0～5度以内が適当）に打ち上げる
ことができれば、大勢の手作りロケットの高度を効率的に計測でき、かつイベント参加者の少しでも高く飛ばしたいとの思いに応えられることが再確認できました。

　IRWでは、機体の出来栄えや飛翔のバラツキが少なく、苦労して製作したパラシュートの開傘に成功し、すべて手作りの上、時間や指導の制約のある中でも、参加いただいたご家族やグループの皆さんが熱心に一生懸命に取り組んでいただけるように、応援の努力を続けてまいります。

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