特別席の基礎知識
〜その他の特徴〜


 特別席と言うからには、どんな局面でも、普通席以上のサービスを期待したいところです。


乗務員

 特別席の利用客の応対のみを行う専任乗務員が乗務しているところがあります。

飛行機の場合
 飛行機の場合は、定員に限らず乗務しているはずです。チーフ(その客室乗務員の中の上司)が担当するとは限らないようですが、経験を積んだプロが担当します。

列車の場合
 まずは車掌についてです(JRを例にします)。新幹線の場合は、車掌室がグリーン車付近にあり、専任車掌状態です。一方で、首都圏を走る普通列車のグリーン車に乗務する車掌も専任です。それ以外の列車は、列車の車両数が短くなっていることもあり、一人の車掌が全車両をまかなうことが多いです。また車掌室は、グリーン車からは遠い場合もあります。
 そして車掌以外の客室乗務員(サービス要員や、車内販売)ですが、まずは、列車により異なります。大抵、各会社で「一押し」している列車には乗務しています。一方で、何のサービスもない、とりあえずグリーン席という名前だけを残している程度の列車(だいたい、お勧め度は×)には、乗務していません。新幹線の場合、時代によって、乗務させたりさせなかったりと変わります。


乗る前・乗った後

 鉄道の場合はありませんが(昔は、専用の発券窓口があったという話もあるようですが)、飛行機では、その違いを大きく売りにしてもいます。

乗る前
 まずは特別席専用のチェックインカウンターがあります。当然ながら、普通席の利用人数より圧倒的に少ないわけで(最大の差は、普通席の377名に対して、特別席は、約1/30 の12名)、空いているわけです。そして、それが終わるとセキュリティチェックを受け、搭乗口に向かうわけですが、その前に、ラウンジがあります。これは、2003年4月以降は特別席利用客には使えなくなりましたが、元々は、特別席利用客向けに用意したものです。そして乗る直前ですが、航空会社によっては、優先的に搭乗できます。

乗った後
 特別席は、機内の前方にあります。そして、前方の扉から乗降するのが一般的ですが、そうなると、特別席利用客は早めに、飛行機から降りることが出来ます(荷物を預けている場合は、一番最後に飛行機を降りてもまだ出てこないので、あまり意味がありません)。ただし、その預けた荷物は、その後、優先的に帰ってきます。


それ以外の細かいこと

列車のサニタリ
 特別車両は洋式トイレ、普通車両は和式トイレ、という差があります。ただし、最近の車両では、全車両が洋式トイレという状態で、差がなくなりつつあります。また、これは東北新幹線のごく一部のトイレですが、特別席にだけ温水洗浄便座を用意しているところもあります。
 特別車両のトイレには、普通席の利用客が入ってはいけない、というわけではありませんが、とりあえず特別席利用客用のトイレですから、特別席の利用客が、使おうとしたら込んでいたので他の車両まで探しに行く、ということにはなって欲しくないものです。

列車の構造
 全ての特別車両が当てはまるわけではないはずですが、普通車よりも、多少は丈夫に出来ている車両(形式)もあるようです。




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