JR東日本・カシオペア



<ラウンジカー>


 北斗星トワイライトエクスプレスでは、こういう車両は食堂車の隣に連結していますが、この車両の一番大きな目的(発電)のため、編成の端の12号車(一番札幌より)にあります。ラウンジカーに向かうと、発電器のディーゼル音は絶え間なく聞こえ、BGMが流れています。各客室にあるからか、北斗星のロビーカーにあるようなテレビはありません。客室のテレビにはナビ画面がありますが、このテレビがここにもあれば、青函トンネルや青森周辺で役立ちそうです。
 緑色のロングシートは、北海道内では海向きとなります。


<シャワー・ミニラウンジ・トイレ>

シャワーセットは、シャワーチケットを買った人しか買えません。

 シャワー室は6,10号車の各車端部にあります。



 ミニロビーは5,9号車の車端部にあります。他の号車のこの部分はシャワー室、トイレ、車掌室、リネン室に使われていて、スペース的に余ったのかもしれません。自動販売機は、これらのミニラウンジと、12号車のラウンジにあります。
 自動販売機の内容は(15年8月現在)、HOT(缶):緑茶・コーヒー、COLD(ペットボトル):緑茶・水・リンゴジュース



 公共のトイレは2,7,11号車の車端部にあります。とは言っても、全個室にトイレがあるため、使う人はかなり少ないでしょう。公共の手洗いは、小さめのものが、食堂車にあります(恐らくスタッフの利用がメインでしょう)。


<食堂車>


 食堂車からの放送が流れる際、北斗星のグランシャリオなどの名称ではなく、「3号車ダイニングカー」と放送しています。
 3号車の食堂の入り口は、2号車よりにあります。4号車側にも食堂への扉はあるものの明るくなく、非常口のようです。一方この3号車だけ、公共の通路で数少ない階段があります。もしかしたら、この明るくない扉は、4号車の車椅子客が、すぐに上がれるようにするための階段かもしれません。

 北斗星の食堂車の通路は、食堂としての通路だけではなく、全体の通路でもありました。一方でこの車両は2階建てのため、全体の通路と分離することができます。そのため、食事中に人は通らないので、気分的にはいいと思います。
 真下が(全体の)通路だからか、山側のテーブル席が一段高くなっています。海も眺められるので、一石二鳥かもしれません。
 食堂の両端の座席(2席のみ)は、椅子ではなく、ソファ状になっています。体が小さい人は、テーブルが固定されていて移動ができませんが、そうではない人は問題なく、座り心地がよく、ちょうどよいかもしれません。


<AED>


 2号車の3号車寄りに、AEDがあります。恐らく以前は、公衆電話のあった場所だと思います。右はトイレです。


カシオペアのサービスは、こちらのページをご覧ください。


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