JR東日本・北斗星



<ロビー室・シャワー>


 この車両の半分はこのロビー、もう半分が「ソロ(1人用B寝台個室)」です。この車両は定期列車時代の2015年03月でなくなり、臨時列車となった04月からは一車両丸々ロビー室の車両が連結されていました。このページのタイトルは「JR東日本」ですが、実際はJR北海道の車両です。



 元は公衆電話コーナーでしたが、現在は何でもありません(携帯電話コーナーとして使ってもよかったかもしれません)。



 このシャワーは予約制です。食堂のスタッフが応対するようですが、列車が入線すると、多くの人が食堂に向かっていました。

 洋式トイレは編成内にいくつかありますが(車内放送でも、具体的な号車を放送していた)、細かく見ていくと、真空方式のトイレ、循環式だが車椅子用の長いトイレ、男子用の小便器がある車両など、様々でした。冷水機はありません(厳密に言えば食堂車だけ)。


<食堂車・グランシャリオ>


 揺れる中、食器で、温かい料理が味わえるのは、非常に貴重です。味は二の次だ…と言うわけではありませんでした。


<夕食(洋食)>

 乗車当時(2014年07月)は夕食の回数は1回のみでした。4名が空席。少なくとも14人が和食、洋食10人でした。


 メニューが立てかけられてセッティングされています。


オードブル


帆立貝柱とサーモンのマリネ 紅白仕立て
 帆立とサーモンを囲むマリネソースの中には、いくらも混ざっています。


魚料理


牡丹海老と白身魚のワイン蒸し 赤ワイン風味のクリームソース
 魚料理は、ワインのクリームソースの上に、アスパラガスも混ざっているマッシュポテト、その上に白身魚・アスパラガス・エビが載っていましたが、これがまた絶妙で、白身魚なのに、ぱさついていなくて、ふっくらしていました。アクセントの赤い粒胡椒がちょうどいい。白身魚を使った料理は、披露宴などでも出されますが、あまりおいしいとは思わないときもあります。一方のこちらは、出来立てで時間が経っていないと言うこともあるのかもしれません。
 魚料理が配られた後、パンが配られます。パンは1種類、程良く温められていました。


肉料理


牛フィレ肉のソテー 大地の野菜添え マスタードソース
 その後肉料理が出されます。付け合わせの盛りつけが賑やかです。
 お肉の赤みは、やや残っていました。マスタードのソースに意外性があります。魚料理ほどの驚きはないものの、悪くはありませんでした。


デザート


スペシャルガトーとグラスの盛り合わせ
 デザートは、マンゴプリンと苺のアイスクリームでした(この日の、パブタイムのアイスクリームも莓のようです)。


<パブタイム>

 パブタイムになるとテーブルには、塩・胡椒、コーヒー用のミルクと砂糖が既に置かれていました。

ハンバーグセット


 まずはサラダが出ます。クルトン、プチトマト、エビ、ベーコン、ポーチドエッグと、色々な具が盛られています(単品でリヨン風サラダとしてもありました)。ハンバーグのサイズが大きめで良心的です。


ビーフカレー


 ビーフカレーの肉が大きめでした。ハンバーグについてくるサラダと比べれば、サラダは小さいです。


<朝食>


 朝食は限定数は、特にないようです。
 写真の左上から時計回りに、りんごのヨーグルトがけ、リンゴジュース(オレンジと選択)、パン、メインディッシュ、サラダ、メロンゼリーです。
 パンはバターデニッシュで、やや甘め。ハムは厚切りなのが特徴。スクランブルエッグの量は少々少なかったです。サラダのドレッシングはコーン味がしました。食堂車に向かった時間が遅いからかもしれませんが、サラダは既に用意されているのではなく、注文してから都度盛りつけているようです。
 左にあるメロンゼリーは部屋に持ち帰って、後で食べてもいいかもしれません。


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