JR東日本・255系
1994年にデビューした255系は、千葉方面専用の車両として走っています。以前は列車名に「ビュー」が付いていましたが、183系が廃止になった2005年12月に「ビュー」が付かなくなった結果、時刻表にはグリーン車マークがある列車が、255系のサインです。
普通席は、良くも悪くも、当たらず触らずな、平均的な車内です。
グリーン車と布の色などが似ており、元々普通車を使おうとした人がグリーン車にはいってしまう事例が発生します。
中央には肘掛けはありません。ガラガラであれば、中間に肘掛けのあるグリーン車より、この二人掛けを独り占めした方が、広々しているかもしれません。カーテンは、通勤列車と同じような縦引きのため、窓の中間に、細い柱が見えます。
テーブルは、半面のインアームのみです。これは、回転してボックス状にしたときにテーブルが使えるようにという理由で、背面ではなくインアームにしたとのことです。
「デビュー当時は『房総ビュー』という名前が付いていたほど、展望に力を入れていた車両のはずですが、この写真をご覧の通り、他の車両と大して変わりません。デザイナーが『心臓より低い位置に窓を下げたくない』という意思があったようです。ならば『ビュー』の文字を外しさえすれば問題ありませんがそれはJR東日本は外しませんでした。座席的にも悪く、大して眺めがよいわけでもなく、取り柄がない車両です。」という文章は、グリーン車と同じものですが、普通車でもほぼ同じ状況です。
このページの写真全体的なものですが、座席に木目のような変な模様がありますが、デジカメの画像を縮小するときに出来てしまったノイズのようなものです。青い部分の布地は、やや硬いものです。
車椅子を利用する人のエリアです。
JR東日本の普通席には珍しく、読書灯があります。
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