JR北海道・721系(新製)

 このページは、721系の中でも、「uシート」という指定席です。uシートが好評のため、uシート設置を念頭にした車両を新製し、今までは半室だけだったものを全室に増やしました(従来の車両は、全席uシートに改造したり、自由席車両に戻したりなど改造されたようです)。新製車は、座席がよりグレードアップしています。



 今までは、今までの車両の半分にuシート、車掌室と、荷物置き場を作っただけのような感じだったものでした、この新製車は、中央入れても3カ所に乗降口があるのは変わらないものの、きちんとした仕切扉(自動ドア)になり、客室内も落ち着いたものになりました。車内放送も、特急と同じ様式の自動放送になりました。



 指定席料金の300円を追加で支払うことでリクライニングシートに座れます。座席部分はカーペット敷きです。ヘッドカバーはありません。



 テーブルやリクライニングなどは標準的なものです。中央のアームレストの幅が、一般的な普通席よりも広めです。



 テーブルの上にはチケットホルダーがあり、寝ていても(寝るほど乗車時間は長くはないですが)起こされずに検札できます。
 後ろから見ると、同じ形式の721系よりも、特急列車の785系のuシートにそっくりです(ただし、785系のような電源はありません)。新製車両ではあるものの、窓枠と座席の配置があっていないのは残念です。



 右の一人掛け座席は、車椅子用座席です。
 二つ上の写真のように、普通の座席は背面テーブルですが、前方が一人掛けの座席に当たる二人掛けの通路側には、インアームテーブルを用意しています。



 客室内に入って…思いっきりグレードアップしている、と言う第一印象です。これで、運賃+300円(※2022年04月から840円)というのは、お得感があります。小樽発の場合は、手稲で普通列車を追い越したり、私鉄特急のようです。
 新千歳空港発小樽行きの列車の場合、札幌で降りる人も多いですが、「エアポート」なのに、札幌から乗る人も多かったです。

 これらの写真の車両番号:サハ721-4201



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