JR北海道・721系(改造)

 このページは、721系の中でも、「uシート」という指定席です。元々この車両は普通の中間車両でしたが、「uシート」設置時に車掌室を車端部に増設するなどの改造が施されました。
 好評のため、今までは車両の半分だけがuシートだったのが、現在では車両丸々uシートになりました。そして一方では、uシートのために新しく製造した車両もあります。



 照明がベージュ系っぽく見えたり、木目の壁になったりと、外から見ても豪華そうに見えます。外壁そのものも、緑ラインの自由席の中で、赤と青のラインになっていて目立ちます。仕切り扉の上には、小さいながらもLED表示器があります。しかしこれは、列車の情報(停車駅など)は表示せず、文字ニュース(FMの『見えるラジオ』)のみを流しています。



 指定席料金の300円(※2022年04月から840円)を追加で支払うことでリクライニングシートに座れます。座席部分の床が少し(50mm)嵩上げされています(ちなみにその座席部分はカーペット敷きです)。ヘッドカバーはありません。



 テーブルやリクライニングなど、至って標準的なものです。



 テーブルの上にはチケットホルダーがあり、寝ていても(寝るほど乗車時間は長くはないですが)起こされずに検札できます。



 発車前、札幌発車後、新千歳空港到着前だけは、英語の放送があります(おそらくカセットテープによる放送です、日本語は車掌の肉声です)。→その後…特急車両と同じ自動放送が放送されるようになりました。
 仕切り扉は、バネの力で自動的に閉まり、片方を開けるともう片方も開くようになっていますが、全部は開きません(途中で止まる)。奥(右側)には大型荷物用のスペースがあります。
 785系789系も、指定席は「uシート」になっています。特急車両の分、座席はこれよりももっと良いようです。

 これらの写真の車両番号:サハ721-22



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