日本エアコミューター・YS-11

 1965年に誕生したプロペラ機で、戦後で唯一の純国産旅客機です(最近のジェット機でも胴体やトイレなどが日本製のものが多いですが、設計はこの機種だけ)。
 2006年9月30日に引退しました。



 時代を感じさせるような天井と照明です。荷棚には荷物はおけません。



 座席の柄が、JASのAirbus A300-600R(普通席)と同じ柄です。



 64人乗りの飛行機ながらも、きちんとリクライニングは出来ます。テーブルはありませんが、カップホルダーがあります(写真で、手前の席に出ているもので、これは灰皿ではありません)。



 比較的短い飛行時間なので、これくらいで十分なのではないでしょうか。



 座席の頭上には、読書灯、空調の調節、スチュワーデス呼び釦があります(荷棚は使えませんが、これらのスイッチのためにあるようなものかもしれません)。
 そういえば自分は、プロペラ機に乗ったのはこれが初めてでした。天候が悪いときに乗ったので、離陸直後の揺れはすごいものでした(一瞬落ちることもありましたから)。水平飛行中はそれほどすごくはありませんでしたが、前の席の子供が、おう吐してしまいました。乗務員の人に聞くと、特に昼食後は、子供のお客さんが吐いてしまうことは良くあるようです。
 飲み物のサービスはありませんが(キャンディーは配ります)、乗務員は二人乗務です。アクシデントがあると、二人でないと辛いです。飲料水やおしぼりは、一応用意しています(先程のようなアクシデントがあったときのためにも)。

 これらの写真の機材番号:JA8768



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