京成電鉄・AE100系

 2代目スカイライナーだった車両です。3代目スカイライナーがデビューしてからはシティライナーとして走っています(とは言っても、名前は変わっても走行区間はほとんど変わりませんが)。
 関連ページ:交通機関批評文 1時間かけて36分に乗る






 駅に着く度に、客室扉も開きます。乗降扉が閉まり、出発し、しばらくすると、客室扉も閉まります。大きな荷物を持った人への配慮でしょう。車内は、全車禁煙席ですが、全車両の荷棚の部分に、大きな空気清浄機が備わっています。



 座席の所はビニール張りですが、通路は堅めのカーペットが敷かれています。
 やや一昔前の座席で、座面は比較的柔らかめです。



 乗車時間の割にはリクライニングは結構倒れます。
 読書灯も備えています。先頭車両は貫通扉=地下区間を走る=暗い…浅草線に乗り入れることを想定していたのでしょうか。



 普通席の割には、前席との距離が広めで、一方窓も大きく、窮屈感はありません。一人だけで乗車するなら、荷物置き場に荷物を置かなくてもよさそうです。
 フットレストはあるものの、跳ね上げ式で、ビニール面のみで靴しか載せられません。また、多少は角度は変えられるようになっているものの、都度カチカチと音がします。ちなみに…私自身は何も触っていませんが、通路側の席が、裏表が逆になっています(細かすぎでしょうが、ここについては掃除がいい加減と言うことです)。



 車椅子席で、多少座幅が広くなっています(503ミリ)。そして肘掛けには、ソニック(JR九州883系)のような小テーブルもあります。



 このように青色に変わる以前は茶色系の座席でしたが、座席そのものは茶色の頃と同じです。
 青砥・船橋では8号車(京成上野発の場合一番後ろ)のみ扉が開きます。客室扉は青砥・船橋でも開きます。
 このシティライナーは非常に乗車率が少ないようで、11年3月の東日本大震災後の間引き運転の際、真っ先にこの列車が該当し、その後も2往復しか運転されない状態です。車両は沢山余っていると思うので、都営浅草線・京急線方面に、是非とも走ってもらいたいです。



 荷物置き場は、客室扉の内側にあります。

 これらの写真の車両番号(一人掛け座席を除く):AE156



普通席の資料+寸法のページ に戻る