JR四国・DC2000系

 試作車両としては1989年、量産車としては1990年にデビューした、世界初の振り子列車の気動車です。この写真の車両は1995年にデビューした、最高速度が130km/hの、N2000系の試作車(従来の2000系は120km/h)です。





 良くも悪くも目立つところがない、“至って普通の特急列車の車内”というような車内です。上記の通り「N2000系」ですが、基本的には従来の2000系との差はないようです。



 DC185系の後継車種のようなものでしょうが、中央の肘掛けや背の当たる部分に起伏が見られるなど、座席も進化しました。



 窓枠の上に、帽子掛けがあります(窓の柱にはありません)。



 バー式のフットレストが付いています(これも185系には見られません)。
 バックの部分が、プラスチック成型になっています。グリーン車と同じです。



 若干、前面展望が出来ます。ただし、他系列と同じく、乗務員室−デッキ−客室となります。運転席よりの座席だと、若干見づらいかもしれません。運転席よりは、この車両の場合はD席ですが、号車によってはA席が運転席よりになる場合もあります。

 これらの写真の車両番号:2458


この列車の特別席 SDC2000 へジャンプ


普通席の資料+寸法のページ に戻る