JR西日本・DC187系

 JR西日本がDC181系の置き換えとして2001年にデビューした、振子気動車です。この形式には現在、グリーン車はなく、現在でもDC181で運行されている列車がこの先DC187系に置き換わったときは(はまかぜ)、おそらく、グリーン車はなくなってしまうでしょう。



 客室は、カバー付きの直接照明で、荷棚は木目となっています。
 座席は683系と同じシートのようです。緑系で、落ち着いた雰囲気です。ヘッドカバーが、バスのような、布+樹脂コートなのが、ローカル特急と言ったところでしょうか。



 テーブルは大きめな背面テーブルと、小さめなインアームテーブルの両方を備えています。
 気動車なのに電車並の機敏性ですが…線路が悪いのか、かなり揺れます。車内販売があったら、コーヒーのやけど事故が多発しそうなくらいです。そのため、テーブルに物を置いたまま、席を離れることはおすすめしません。乗り物に強くても、車内での読書で、乗り物酔いしそうな感じです。



 カーテンは横引きなので、窓が大きく、開放感があります。真横を走る車を余裕で追い越す光景は、なかなか見物です。

 これらの写真の車両番号:キハ187-12



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