J-Air・Bombardier CRJ200[Y01]

 ボンバルディアCRJ200は、2001年04月にデビューしたジェット機です。元々はこの機材は、ビジネスジェットとして開発されたようですが、旅客機用として、胴体を延長しています。J-Airでは、それまでは、19人乗りのターボプロップ機・ジェットストリーム スーパー31で運行していましたが(現在は引退)、定員が倍以上のジェット機になり、客室乗務員も乗務することになりました。
 2018年1月で引退しました。



 なんだか、自動車のCMのようです(実際、このようなアングルの自動車CMが実在していたような覚えがありますが…)。


 定員は丁度50名です。ギャレーが前方に、トイレは後方にあります。
 荷棚は、機種の割には大きい印象があります、通路ぎりぎりまであります。



 同じボンバルディア社のDHC8-400Q(DH4)と、革張り以外、ほとんど同じでしょう(また、紙や布のヘッドカバーがありません・脂の汚れは大丈夫でしょうか)。
 リクライニングのボタンの違いかあるものの、肘掛けの形状が、新幹線100系の普通席に似ているのは気のせいでしょうか。



 元々はビジネスジェット用の飛行機だからか、窓が少なく、前のめりにしないと外が見えず、眺めは悪いかもしれません。他の列でも、このような窓の配列です(一番上の外観写真をご覧になれば分かるように、この席の周りだけ窓が少ないわけではありません)。
 骨組みはDH4と同じでしょうが、革か布かの違いがあるからか、バックレストが若干分厚いようにも見えます。



 壁の下が、国鉄型の特急のような、台のような凸部分があるため、窓側の足をそこに置くことができることもあり、足下はそこそこ広かったです。
 テーブルのフックは、ビニール袋が掛けられるようになっています。



 一番後ろの座席(13AB,12KH)は、リクライニングできません。
 飛行時間が短くない路線では、冷たい飲み物のドリンクサービスがあり、トレイに、予め紙コップに注がれた冷緑茶とスカイタイムがサービスされました。


<トイレ>

 トイレは循環式です。鍵を掛けると照明が明るくなると同時に、洗浄ボタンが点灯します。水栓はお湯は出ず、手を離すとすぐに止まってしまいます。ポップアップは水溜がデフォルトです。液体石鹸も用意されているます。おむつ交換台もあります。

 これらの写真の機材番号:JA204J


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