日本航空・BOEING747SR-100/SUD

 JALスーパーシート
JAL SUPER SEAT
 日本航空(JAL/JL)

 86年に導入された、エンジンなどは今までのB747-SRと同じでも、アッパーデッキ(2階席)の部分を広げた機種です。SUDとはストレッチド アッパー デッキの略です。なお、この形式は、日本航空にしか存在しない機種です。当サイトでのこの飛行機の呼び名をB43としている理由ですが、“300型”という、外見はこの機種と全く変わらない(はずです)アッパーデッキ延長型が存在し(一部は以前国内線でも飛んでいたらしい)、B44(BOEING747-400D)や従来型のB4と区別するために便宜的につけたものです。
 この機種は、2006年10月に退役しました。



詳細はアイコンの説明をご覧ください


 国際線のエグゼクティブクラスとほぼ同じ座席を使用していました。それだけあって、やはり重厚感があります。



 15年以上前の座席だけあって、デザインは古く感じます。国内線でも毛布は備えています。



 背を倒すには、今の座席では丸いボタンを押すのが普通ですが、この座席では奥の肘掛けの黒いスイッチ(上の写真でも見える)を、上に引き上げるような感じです。
 最前席以外の座席では、フットレストがあります。



 前の方の壁面がちらっと見えますが、優雅な感じがします。この機種にはその壁の方にテレビ(ブラウン管)があります。



 B747-100SRにも、B747-400Dにも存在しなかった、唯一の一人席です。ランバーサポート(腰を守るもの)のスイッチが見えます(手前から順に、リクライニング、コントロールパネル、ランバーサポートの各スイッチ)。
 こちらから見て左の肘掛けが、二人掛け席の中央の肘掛けと同じで、幅が広いです。


 <トイレ>

 B747の、あの独特の三角形(Aコンパートメント、と言う)の中ではなく、普通席の部分(A~の後ろのBコンパートメント)に位置しています。

 これらの写真の機材番号:JA8184



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