日本航空・McDonnell Douglas MD-90-30[N12](Class J)

 クラス J
class J
 日本航空(JAL/JL)

 この機種は、元々日本エアシステム(JAS)が1996年に導入した機種で、当時の外観の塗装は、世界的にも有名な故黒澤明映画監督がデザインした、虹色の華やかな外装でしたが、現在は、標準的なJALの塗装に塗り替えられています。
 この機種のクラスJの歴史としては、クラスJデビュー当初には設置されておらず、2006年10月に導入されました。個人的な話ですが、以前JAS時代に、レインボーの外装にレインボーシート(参考:B777のレインボーシート)を…と希望したことがありましたが、それが、グレード的にはようやく実現した形になります。
 日本中を最後まで飛んでいた、マクドネル・ダグラス社の、後ろにエンジンがあるこの機種は、2013年03月30日に引退しました。
 Class Jシートの基本的な特徴は、B777-200のページをご覧ください。


詳細はアイコンの説明をご覧ください





 2分の1の確率で、窓側か通路側かという、比較的平等感のある座席配列です。
 Class Jと、普通席の間には、仕切りの壁やカーテンはありません。
 このようにしてみると、デザイン効果も含めてClass Jの座席は大きく見えると思います。この差額が1000円というと、かなりお得感があるように見えます。



 最前列は、こういう写真が撮れるくらい足下が広いです。他の機種と比べると、広さが分かります。液晶ディスプレイとの兼ね合いでしょうか(安全のための案内もあるため、見えなくてもいい、というわけではない)。



 他のClass Jと同じく、頭の部分の調整も出来ます(出すことを忘れておりました)。
 その他も、他のClass Jの各機能とは大差ありません。



 ところが、他の機種と大きく差がある点がこの部分です。一番前の座席は除きますが、他の機種よりも、足下の空間(寸法Jに当たるところ)が狭いです。



 前方の壁には、灰色の地に色とりどりの模様が。黒沢明デザイン時代の名残でしょう。
 エンジンが後ろの方にあるので、機内は比較的静かな方にはいると思います。
 早く降りたいからか、自分が乗ったときにたまたまかは分かりませんが、窓側がないから仕方なく、ではなく、あえて通路側座っている人が多かったです。窓側に座ったとしても、頭が天井に当たるほど低いわけではありません…(窓側が当たるなら、通路側でも同じく当たる)。
 この写真は離陸前のものですが、このようにしてみても、液晶モニターは見えません。5インチくらいの小さなモニターが、所々(2〜3列に1カ所程度)に、荷棚の真下に収納されています。利用時にだけ降りてくる仕組みです。そのため、離陸前に行う救命胴衣の説明は、CAが実演するわけではなく、大型機と同じようにビデオが流れます。以前は、フライトマップが出たようですが、2007年春頃より見られなくなりました。メーカーサポートの中止がその理由のようです(20年近く飛ぶ飛行機に対して、10年で中止する、サポートを中止するメーカーの主旨がよく分かりません)。


<トイレ>

 座席に座っている状態から見て、前方左にあります。欠番になっていますが、1A,1C席の部分にあります。全体的に狭く、手洗器は、左後方に斜めに位置しています。それでも、車椅子対応となっています。


<ギャレー>

 座席に座っている状態から見て、前方右にあります(左側は乗降口になります)。非常口のため、普通では使えないくらい扉が小さいです。


<普通席>

 普通席の写真です。Class Jより、横が1列多く、3-2配列です。
 音楽のコントロールパネルが、肘掛け上部にあります。また、シートそのものは、旭化成のスウェード調人工皮革「ラムース」を使っているとのことです。

 これらの写真の機材番号:JA008D



 この写真の撮影に際しまして、日本航空の地上・機内のスタッフの方々の、多大なるご協力を頂きました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。

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