ANA・BOEING777-200(旧スーパーシート)

 スーパーシート
SUPER SEAT
 全日本空輸(ANA/NH)

 BOEING777-200は、定員的にはB747-400とB767-300の中間的な位置づけの機種です。エンジンの直径が、小型ジェット機の胴体が入るくらい太いです。構造上の都合で他の機種より客室の窓には丸みを帯びていたり、後ろのギア(車輪)が3連だったり(普通は2連=ローラースケートのような感じ)と、細かなところに特徴があります。
 このBOEING777-200は、日本企業が製造に多くを関わり、開発にはANAも携わりました。例えば、胴体や翼の多くを日本企業が製造し、ANAからの意見で、トイレの便座をソフト閉止にしたようです(ちなみに、市販の便座の大半はソフト閉止です)。
※スーパーシートプレミアム時代に撮影したものですが、本来は、スーパーシート時代の座席です。



詳細はアイコンの説明をご覧ください




 旧スーパーシート時代の座席を、現在のスーパーシートプレミアム(SSP)でも使用しています。2-2-2の横6列配列です。SSP仕様は、2-3-2の横7列配列で、14or21席です。
 ちなみに、後ろに見える普通席は、3-3-3の横9列配列です。



 旧スーパーシート仕様の座席のため、ヘッドカバーとヘッドレストのバランスに違和感を感じます。JALのB777(スーパーシート)と、機能やデザインとも、ほとんど変わりありません。手前に引くことで、枕の高さを変えることが出来ます。
 ランバーサポートは、端のアームレスト付近にレバーがあります。
 座席は、座面はやや柔らか、シートバックは堅め+変なぽこぽこ感がありました。



 リクライニングやレッグレストは、この写真よりも傾斜できるかもしれません(時間がないため、最後まで倒せなかった可能性があります)。
 旧仕様には、カクテルテーブルがあります。



 スリッパは、予め背面ポケットに入っています。



 最前列の席(1席)の足下は、斜めになっていて、足下が多少広くなっています。
 この写真では見えませんが、モニターが、左右含めて3箇所あります。

 これらの写真の機材番号:JA8198



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