全日空・BOEING747-400D
スーパーシートプレミアム
SUPER SEAT PREMIUM
全日本空輸(ANA/NH)
国際線用のBOEING747-400から、主翼の幅を短くし、ウィングレットをなくすなどの日本の国内線の事情にあわせた、1991年にデビューした国内線専用機種です。後ろに付く「D」とは、Domestic(国内)の意味です。他の国では短距離で一度に多くの乗客を乗せる機会がないため、日本にしか存在しない機種です。
この機種そのものは、2009年07月現在、現役です。特別席が、2008年04月にスーパーシートプレミアム(SSP)からプレミアムクラス(PC)に変わったことをきっかけに、2009年04月頃までにPC仕様の座席に改修され、このSSPの座席には座れなくなったため、「今は亡き」に移動しました。
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ポケモンジェットです。事前の情報の通り、「この日のこの便はポケモンジェットです」という予告はありませんでした。搭乗口に行ってのお楽しみです。
客室内での、ポケモンジェットと、通常塗装機との違いは、普通席のヘッドカバーやドリンクサービスの紙コップ、ギャレーのカーテン柄、CAのエプロン柄です。決して、壁にシールが貼られたりしているわけではなく、しかもスーパーシートプレミアム(当時)に関しては、特に大きくは関係ありません。普通のエプロンはCA一人一人に貸与されるものですが、このエプロンは機内にあり、自分専用のものではないとのことです。
中央に荷棚がないと言うこともあるでしょうが、他の機種に乗った後にこの機種に乗ると、天井が高く感じます。どんなに大きな座席が小型機に用意されていても、大型機の、機内全体の大きさまでは再現できません。
座面幅(B寸法)が非常に広く、JALファーストクラスよりも広いです。枕は柔らかめで、リクライニングを倒しているときでも特に薄くは感じませんが、高さや厚みは変えることはできません。
リクライニングすると、座面の中央部分はややあがる程度です。
テーブルは、前後のみ移動可能です。
この写真の席ではなく、一番後ろの列の話ですが、リクライニングがやや浅いようです。
シートピッチは38インチです。特別席としてはシートピッチが狭いため、飲み物を窓側の席の人にサービスするときも、渡すと言うより、どうしても配るような感じになってしまいます。
一人掛けの座席は、写真の中央後部と、前方の左右に一箇所ずつあります。
12月上旬に乗ったため、前面のスクリーンがクリスマスを意識しています。
B747-400DのAゾーンは、エンジンから遠いため、最新機種などと比べても静かです。Aゾーンだけの放送ができるようで、“上着は只今返却します”旨の放送がありました。
<トイレ>
左側のトイレ(写真では右・通常、乗降する扉側付近)は、ドアの上にストッパーがあり、開けたままの状態にすることが出来ます(車椅子の人が利用しやすくするためです)。
<ギャレー>
ポケモンジェットなので、カーテンがポケモン模様です。
<普通席>
ポケモンジェットなので、ヘッドカバーがポケモン模様です。
これらの写真の機材番号:JA8957 ポケモンジェット(黄色)
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