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日本航空のサービス(国内線 JALファーストクラス)
2004年5月に、特別席が「スーパーシート」から、JAS時代のレインボーシートと同グレードの「
Class J
」になり、特別席そのものは利用しやすくなったものの、大きな座席や優遇されたサービスを期待する人間からは敬遠されてしまいました。不満の声が多かったからか、結果、2007年12月1日より、「JALファーストクラス」が誕生しました。
普通席と比べての主なサービス
:チェックインカウンター、ラウンジ、機内食(軽食、夕食、甘味、ドリンクなど)、手荷物(40kgまで無料預かり、優先返却)、ボーナスマイル(区間マイルの50%を加算)など
搭乗前
チェックインカウンター(羽田・北ウィング)
ここでチェックインした後、この横にある専用の保安検査場に進みます。普通の、白く無機質な検査場と比べると、ホテルのロビーのようです。このような専用の検査場は、2008年04月現在、羽田空港と福岡空港にあります。
ラウンジ(羽田・北ウィング1)
羽田空港では、ダイヤモンド・プレミアラウンジが利用できます。
搭乗後
以降、細かく説明しますが、主に悪天候が理由で、この通りのサービスが出来ないこともありますが、お客からのリクエストに応えるよう、最大限のことをしているようです。
優先搭乗があります。ボーディングブリッジ右方に分岐する方(機体後方向け)が普通席ですが、左方(同前方)は、ファーストクラスとクラスJ専用です。客室に入ると、白くて大きな座席が見えます。
早速、上着を預かってもらい、「○○様、この度はファーストクラスご搭乗ありがとうございます」と、担当する客室乗務員(CA)の他、客室責任者からも挨拶を受けることもあります。もちろん、裏で名前リストを確認しての挨拶ですが名前入りでの挨拶は、気持ちのいいものです。
その後、飲み物や食べ物のリクエストが聞かれます(メニューは、それぞれの座席にあります)。
やがて、温かいおしぼりが配られます(スーパーシートの末期まで存続していた、柑橘系の香りは、ほんのり掛けているようです)。おしぼりは一度回収されますが、食事中などでも、新しいおしぼりがいただけます。
温かい飲み物
:コーヒー、紅茶、煎茶、ほうじ茶、コンソメスープ
冷たい飲み物
:オレンジ、アップル、トマト、スカイタイムゆず、冷緑茶、からだ巡茶、コカ・コーラ、コカ・コーラZERO、ペリエ、ミネラルウォーター
アルコール
:ビール、焼酎、ワイン(赤、白)、月替り銘酒
時間帯によるサービスの違い
時間帯
出発時刻
食事
甘味
軽食
茶菓
おつまみ
酒類
朝食帯
〜9:00
朝食
○
○
○
中間帯
9:01〜16:59
弁当
○
○
○
○
○
夕食帯
17:00〜
夕食
○
○
○
○
各項目の内容
食事
朝食:月ごとに和洋が変わる
弁当:重箱弁当(主に和食)
夕食:和洋の名店との提携メニュー
甘味
フルーツパルフェやケーキなど
軽食
サンドウィッチ、おにぎり、カップ麺など
茶菓
フィナンシェ、クッキー、あられなど
おつまみ
チーズやオリーブの盛り合わせなど
全内容共通:10日ごとにメニューが変わります
機内食・洋朝食
(2008年01月上旬・東京〜大阪便)
サンドウィッチは軽く温められていました。右のベージュ色の飲み物はコンソメスープです。
機内食・重箱弁当
(2008年01月中旬・東京〜大阪便)
お弁当は、基本的に和食で、魚介が多いです。みそ汁が出ます(味噌汁の具は、時々変わってくれると良いかな、とは思います)。右上はほうじ茶です。
機内食・洋夕食
(2007年12月上旬・東京〜大阪便)
夕食(スシ風フランスオードブル)と、月替わり銘酒(シャンパン)です。
「スシ風」となっているのは、ネタの下が酢飯ではなく、野菜になっています。
現在、洋夕食の場合は、パンが付きます。
機内食・和夕食
(2007年01月中旬・東京〜大阪便)
和夕食の場合は、ご飯と味噌汁が付きます(竹皮模様のもの)。もちろん温められています。ちなみに長距離路線のご飯は、お茶碗に盛られます(朝食も同じく)。
国内線で、温かいご飯が食べられるというのは、有り難い話です。
機内食・軽食、おつまみ
(2007年01月初旬・東京〜大阪便)
左から順に、うどんですかい、とろろこぶ巻き寿司(具:鮭、高菜)、オリーブ盛り合わせです。このように、複数の内容を組み合わせることも可能です。軽食でおにぎりの時は、温められます。
機内食・軽食
(2008年04月上旬・東京〜福岡便)
クロワッサンサンドと、ペンネパスタ チーズクリームソース(温かい軽食)です。温かい軽食は東京〜福岡便などの、比較的水平飛行時間が長い便限定の軽食です。
カトラリーも、国際線上級クラスで使われているものと同じものを使っています。
機内食・甘味
(2008年04月上旬・東京〜福岡便)
甘味は、クレームショコラです。
レモンティーを頼むと、レモンはポーション(液体)のものではなく、本物のレモンが添えられます。
以前のスーパーシートの一時期、全時間帯で軽食でも茶菓子でも選べる、というサービスが旧JAL/JASともにありましたが、ファーストクラスも同じく、全時間帯で、「お食事」として食べることが出来ます。(もちろん、甘味や茶菓子などもあります)。
また、旧スーパーシート当時は軽食か茶菓子かだけの選択でしたが、現在は、食事の中でも更に選択枠があります。全員が全員、同じ夕食ではなく、軽食も食べたい人は軽食(の、カップ麺)など、メニューにある食べたいものを頼めます。
しかもそれでも、飲み物はもちろん、陶器の食器で用意しています(スーパーシート時代は、このような選択制の頃は、お皿ではありませんでした)。
「お腹が空いている」「この後会食がある」など、体調やこの先の予定などに応じて、色々と組み合わせることが出来ます。出発空港には、どちらかといえば余裕を持って行かなければならず、食事するタイミングを失いがちですから(例えば13時発の便だからと言って、空港内のレストランが混雑したり、出発何分か前には搭乗口に着く必要があるため、お昼時に食べられるとは限らない)、全時間帯で食事が出来るのは重宝すると思います。
食事と一緒に、ナプキン(衣服が汚れないため)も用意されます。その布にはボタンの穴があり、胸から掛ける場合は、このボタン穴を使うとよいということでしょう。
このファーストクラスは、まず東京(羽田)〜大阪(伊丹)間でスタートしました。この路線は世界的に代表する幹線ですが、その一方、フライト時間は短いです。短時間の間に、一人一人違う機内食など、サービスは完了できるのかという不安は、サービス開始前は不安視されていました。
天候の影響もあると、ただでさえ短いサービス時間がさらに短くなってしまいます。ファーストクラスが出来て初めの方は、慌ただしく感じることもありましたが、やがて、CAの方も慣れてきて、短時間なりの丁度良いサービスを受けることが出来ます。
福岡などの長距離便では、離陸後にベルトサインが消灯し、着陸前に点灯するまで約1時間近くと、東京〜伊丹間の倍程度に増えます。温かい軽食などのメニューが増えましたが、それでもかなり余裕があります。
極力(ベルトサインが付く直前)まで、乗務員は乗客と接するようにしています。何か用事があれば、「乗務員呼出ボタン」を使う前に、通りがかるCAに声を掛けるほうが早いくらいです。
到着後
荷物は、最優先でターンテーブルにきます。荷物を見てみると、赤い「ファーストクラス」タグが付けられていました。もちろん、ファーストクラスの先、乗り継いでも、その到着空港で最優先で返却されます。
ラウンジが使えるようになったり、機内食が食器で出てくるなど、昔のスーパーシートを彷彿とさせ、さらに機内食の充実やシートの大型化などで、「ファーストクラス」という名前の通り、従来のスーパーシートを大きく上回る内容となっています。
また、具体例などを書くのは難しいですが、座席や食事などの目に見えるサービスだけではなく、地上の係の方や客室乗務員としての、ファーストクラスとしての、気遣いがあります。おそらく、「ファーストクラスはもう使いたくない」と思う人は、いないと思うほどです。
値段優先の方は普通席、ちょっとゆったりしたい方はクラスJ、最大限優遇されたい方はファーストクラスと、利用者に応じて使い分けやすくなったと思います。
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