ANAのサービス(プレミアムクラス)

 JALファーストクラスが2007年12月にサービスを開始した後の2008年04月01日に、従来の「スーパーシートプレミアム」に、さらなるサービスアップを打ち出して、「プレミアムクラス」となりました。また、従来のB747, B777, B767だけではなく、B737にも用意するようになりました。

普通席と比べての主なサービス:専用チェックインカウンター、手荷物の許容量アップ(35kg・09年12月から40kg)、専用保安検査場・ラウンジ(羽田、伊丹、札幌、福岡の4空港のみ)、優先搭乗、新聞*、飲み物*、食事/軽食“プレミアムデリ”/茶菓子“そらづつみ”(短距離路線)、スリッパ、アメニティキット(アイマスク、耳栓、マウスウォッシュ、靴べら)、手荷物優先引き渡し、ボーナスマイル(区間マイルの50%を加算)
 新聞:2010年01月05日より、普通席での新聞サービスがなくなったため
 飲み物:2010年04月01日より、普通席での飲み物サービスの大多数がなくなったため

温かい飲み物コーヒー、紅茶、日本茶、コンソメスープ
冷たい飲み物伊右衛門(冷緑茶)、リンゴジュース、コカ・コーラ ゼロ、ポカリスエット、ミネラルウォーター、
キリンフリー(ノンアルコールビール)、カゴメ野菜生活100、サントリー黒烏龍茶
アルコールシャンパン、白ワイン、赤ワイン、日本酒、焼酎、ビール、チューハイ
アメニティ耳栓、アイマスク、ブレスケア、靴べら


 機内食・朝食(2009年5月・東京→庄内便)

 出発空港や時期限定の朝食“プレミアムスープ”です(並べ方が乱雑ですみません)。スープは、CAによる説明の「お粥のようなスープ」の通りで、中華風のようでも和風のようでもありました(温められてます)。箱の中は、小倉蒸しパンと大福と果物で、総て甘味です(その後、総て、ではなくなったようですが…菓子類は冷たい状態で出しても違和感がなく、一方保存が利くからでしょうか)。
 飲み物は、使い捨て容器ではあるものの、氷が入れられてきます。
 写真左縦長のものが、おしぼりです。綿100%のもので、密閉されています。以前のスーパーシートプレミアム(SSP)時代のような、温かいおしぼりを、トレイに載せ、トングを使って配る方法と比べると、素手のまま渡すだけですむので、時間短縮できます。このおしぼりは、合法的にお持ち帰り可能です。
 その後、クッキーなども貰えます。

 SSP時代は、食事の時間帯以外は、持ち帰り可能な茶菓子や、カップうどんがサービスされましたが、現在は「プレミアムデリ」という軽食セットが配られます。更にフライト時間が短い場合は、「そらづつみ」というボトルウォーターと茶菓子のセットが配られるようです。


 個人的な感想ですが、応対に関しては、基本的には、悪い意味でよそよそしくてあまり好きではありません(余計な干渉もなく、それがいいと感じる人もいるようです)。客室乗務員は「安全保安要員」という立場的には問題ないでしょうが、空の上を飛び、不安になっているかもしれない乗客をなだめさせる役割は担えないかもしれません。もちろん、人によってはそうではない方もいらっしゃいますが、そのようないい方に出会える確率は低いでしょう。会社の組織が何か悪さしているのでしょうか。



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