空港(日本航空・成田/NRT)
ファーストクラスの旅行は、空港に着いたときから始まります。搭乗までの流れとしては、空港に到着し、第2ターミナルの3Fに→チェックイン→保安検査・出国審査→ラウンジ(時間に余裕がある場合)→搭乗口、となりますが、チェックインからラウンジまでが、非常にスムーズで、時間がかかりません。
チェックイン
空港までの交通手段として、列車、バス、自家用車など様々な方法があるので、手段により多少の差は出ますが、ファーストクラス用のチェックインカウンターは、ターミナルの中央に位置しています。
カウンターに木目が使われていたり、手続きなどに時間がかかる場合にはカウンター後ろのソファーに座って待っていられるなど、大きく違います。もちろん、空いているのは言うまでもありません。
他のカウンターには、自動チェックイン機が設置されていますが、ファーストクラスエリアにはありません。
JALファストセキュリティレーン
国内線では、羽田、福岡、伊丹、札幌にありますが、成田にもファーストクラス利用客用の保安検査場があります。国内線の場合は、ファーストクラス利用客と、JMBの最上級会員のみの利用ですが、成田ではファーストクラス利用客と、上級会員のほとんどのステータス客が利用できます(若干緩いです)。関西空港など、他の空港にはありません(JAL以外が運営する、優先レーンはあるかもしれません)。
このセキュリティレーンは、ファーストクラスのチェックインカウンターエリアを出てすぐの場所にあります。
外からの様子です(検査場内部は撮影禁止)。ファーストではなく、ファストです。このレーンを通過後、出国審査に向かいますが、出国審査は他の利用客と同じです。
ファーストクラスラウンジ
チェックインカウンターに着いてからラウンジまでは本当に短距離で、長い距離を歩く必要がありません。出国審査が混雑していなくて、何も用事がない人なら、チェックインカウンターに着いてから、10分程度でラウンジでくつろぐことができそうです(16時頃は空いていました)。出国審査を出てすぐの所に、ファーストクラスラウンジ(ファーストクラス・最上級会員用)があります。サクララウンジ(主にエグゼクティブクラス・上級会員用)と隣接していますが、若干、様子は異なります。同じ木目でも、ファーストクラスラウンジの方が、若干、木目の色が濃いです。このラウンジの隣には、免税店などがあります。
この先奥に進むとファーストクラスラウンジです。サクララウンジは、入り口を入って2Fに降りる必要がありますが、ファーストクラスラウンジは上り下りもしないところもポイントです。
通路を抜けて、左の方(写真上)にいくと暗くなり、右の方(写真下)にいくと窓際になり明るくなります。左の方は、壁の色合いや照明や窓の有無の通り、元々から暗めの室内です。
国内線のラウンジと比べると、ソファーの間隔やソファーそのものに余裕があるような気がします。
ラウンジを入って左の一番奥(写真で言えば、写真上の左方面)には喫煙コーナーがありますが、その隣の禁煙エリアにいても、たばこ臭さは感じませんでした。
ビバレッジコーナーです。ファーストクラスラウンジには2カ所あります。2カ所あるうち、後述のTHE DININGに近い方が種類が多いです(写真は近い方)。また、おつまみも種類が多く、このときは、ドライ納豆、クラッカー、チーズ、柿の種ピーナッツ(袋入りではなくスコップで取る)、キットカット、JALキャンディーがありました。THE DININGに近い方には、クッキーもありました。国内線のファーストクラス・最上級会員用のラウンジでも1種類だけですが、これが国内線と国際線の差です。
インターネットのJALのWebサイト上にもドリンクメニューがありますが、内容は若干異なっているかもしれません(Webサイトには記載のなかったポカリスエットがおいてありました)。
このラウンジは、2007年夏頃にリニューアルされたものですが、その改装の一番の目玉がこの「THE DINING」と「THE BAR」です。THE DININGのエリアの中央に、THE BARがあるような感じです。
THE DINING:サンドウィッチやおにぎりなどの軽食ではなく、温かい料理が食べられます(サクララウンジにも同じダイニングコーナーがあります)。このラウンジの料理はおいしいのですが、ファーストクラスの食事もいいものなので、程々にしておかなければならないのが悔しいと思わせるほどです。
時期によって若干メニューが変わりますが、昼と夜は、サラダ、スープ、おつまみ(一品料理)、パン、ビーフカレーライス、ご飯・お漬け物・味噌汁などが用意されています(昼と夜で若干違いがあります)。朝は、スクランブルエッグなどの朝食が出されるようです。朝7時のラウンジオープンから、夜22時までのラウンジ閉鎖まで、全時間帯で食事を用意しています。
THE BAR:15時以降、バーテンダーにカクテルを作ってもらえます。
2014年08月には、寿司カウンターも出来たようです。
ビーフカレー・イタリア産トマトのミネストローネ(Soup Stock Tokyo)・海老の唐揚げ 特製マヨネーズ添えです。※自分自身で盛りつけしたため、あまりきれいではなくてすみません。
このビーフカレーはサクララウンジでも食べられますが大変おいしく、インターネットでの書き込みや、ラウンジ内の隣の人の会話、このカレーを食べた知人も含めて、悪いことを言う人はほとんどいません。ビーフもごろごろ入っています。どこかの名店のカレーという訳ではないはずで、一方、他では食べられると言う話も聞きません。日本を出発する前の、日本らしさを最後に味わうことができると思います(よそでは食べられない=日本を出発する前しか食べられないことになります)。
ファーストクラスラウンジのフロントを過ぎてすぐの所に、マッサージ室とシャワールームの受付があります。
シャワールームは、個室内にトイレ・洗面台も併設しています(もちろん、トイレはトイレで、別の場所にあります)。
マッサージは予約制。一人あたり10分、3コースから選べます。かなり人気が高いようで、以前は一人15分だったそうです。(※写真はサクララウンジ側の部屋です・ファーストクラス側のマッサージは空きがなく、サクララウンジの方には空きがありました)
マッサージが混んでいても、ラウンジ内にマッサージチェアがあります。
このラウンジには、おそらく1時間程度の滞在では時間が足りないと思わせるほどです。成田空港は都心からは近くはないため、時間に余裕を持って行くことが望ましいと思いますが、渋滞などがなく予定通りにたどり着けたとしても、十分時間しのぎができる場所です。ハワイ線は22時出発にもかかわらず、16時頃からラウンジにおりましたが、窓から飛行機が見えることも含めて、丁度良く搭乗開始までの待ち時間を過ごせました。
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