キャセイパシフィック航空・Airbus A340-300・ビジネスクラス

 エアバスA340は、A380と同じく4発機です。機内の写真から想像できるように、香港〜ローマ・サンフランシスコ間ノンストップ便など、長距離線として導入されたようです。
 2017年にはキャセイパシフィック航空から引退するようです。


詳細はアイコンの説明をご覧ください


 翼の端にウィングレットがあります。



 予約段階では、この機材ではなくB777の予定でしたが、機材変更でこの機材に当たりました。
 青い照明が特徴的です。全席斜めに向いていて、ヘリンボーン(魚の骨)配列と呼ばれます。おかげで、座席数と、スペースと全席通路アクセスを確保できるようになりました。



 初めて、斜め向きの座席に座りました。撮影も含めて初めてなので、撮影の箇所や角度など、今思えばもっと撮っておけば良かった、と思うような、不十分だと自分自身思う箇所があり、要勉強です。離陸時(=一番Gがかかるところ)は、何だかカーブしながら上昇するような感覚でした。
 まずはシートベルトですが、一般的な、「外すときはレバーを上げる」タイプではなく、自動車のそれと同じような部品が使われています。また、身体が進行方向正面に当たる部分には、クッションのような物が。飛行機の後ろ側から見て、右向きの席は左側に、左向きの席は右側にそれがあります。急ブレーキで前のめりになる際、人体に影響を及ぼさないためでしょうか。



 水平までリクライニングさせた状態です。ここまで倒せれば、どうにでも出来るだろうとは推測できると思いますが、背を多少倒し、座面を斜めにし、レッグレストを多少上げる、リラックスポジションもあるようです。



 離着陸時も使える個人用モニターがあるので、前方には絵というか装飾というか、モニター以外の装飾品があります。



 テーブルを出し、個人用テレビを引き出した状態です。テーブルは、テレビの下に収納してあります。個人用テレビは、このように、座っている位置に対して真っ正面にする事も出来ます。
 テーブルは、油圧(?)があって動作がスムーズで仕舞いやすいです。


 <トイレ>

 L1ドアの前と、R1ドアの後方にあります。


 <ギャレー>
左方にはコックピットが…
 長距離機材のため、ギャレーのスペースを広く取っています。今回は東京〜福岡線と同じくらいの短距離のため、カートの収納スペースも空いています。日本の機材と違って、良くも悪くもオープンな気がします。
 ちなみに、出発前に撮影したものですが、操縦室のドアも開いていたり、前方トイレの向かいにあるクルーバンクも丸見え。そこら辺もオープンです。


 これらの写真の機材番号:B-HXA(詳細不明)




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