日本航空 731便(成田→香港)・ファーストクラス のサービス
ビジネスでも観光でも使われるであろう香港路線です。
<時刻表上の時刻>
出発 | | 到着 |
成田 (NRT) | 09時55分 | → | 13時30分 | 香港 (HKG) |
| 4時間35分 | |
搭乗時期:2010年09月
※以下文中に出てくる「○○」は食事のシリーズ名、【△△】は料理名を、機内食のメニューから抜粋したものです。
搭乗直後
B747-400のAコンパートメントにあるファーストクラスは、他のクラスの利用客が通ることがなく、利用客も最大12名なので、慌ただしさがありません。
12名の定員に、客室乗務員は3名で担当します。
そして、ヘッドホンが配られますが、(ぐっすりと)寝られるタイミングはないため、ホノルル線で配られるリラクシングウェアはありません。
ベルトサイン消灯・食事
時間帯としては多少中途半端ですが、離陸して比較的すぐに食事が出ます。
まずはメニューです。洋食は牛肉・鶏肉・魚介、もちろん和食もあります。洋食にしました。
ウェルカムドリンクのシャンパンです。
左側のおつまみは、他のクラスや、ファーストクラスでも国内線ならば袋のまま渡されるおつまみですが、お皿に開けられます。
テーブルのセッティングは、ホノルル線では見なかったワゴンで行われます。以前は、オードブルなどもワゴンを使い、男性がサーブしていたようです。今、ワゴンを使ってサービスするのはこの路線(当時)くらいではないか、とのこと。おそらく、香港線というフライトが短い路線に対して、ワゴンを使うと短時間でサービスできるからかもしれませんが、優雅な気分になれます。
パンは、【ガーリックトースト 田舎風フランスパン シリアルハードロール 米粉ソフトパン】の4種類です。
【フランス産鴨フォアグラ ポテト、トマトコンフィのミルフィユ カラメルトマトのクーリ バルサミコ酢 二種のソースを添えて】
【コンソメスープ じゅん菜添え】ホノルル線にはなかったスープです。
メインディッシュです。ファーストクラスでは、席を予約するときに食事のリクエストも出来ますが、予約の時点では、ビーフの沖縄県「もとぶ牛」【特選和牛フィレ肉のシャトーブリアンステーキ】にしようか、鶏肉の【越の鶏股肉のクリームマッシュルーム詰めバロティーヌ 黒トリュフの香り豊かなペリゴール風ソース 網笠茸のタリアテッレと彩り野菜添え】にしようかと非常に迷っていました。というのも、大抵の料理は、カロリーが牛>鶏なのに、今回は牛(472kcal)<鶏(480kcal)です。となると、鶏肉が美味しいに決まっています。予約時点では牛肉にしましたが、変更が利くとのことで、鶏肉にすると…鶏肉はジューシーで濃厚。ソースも濃く、選んで正解でした。ちなみに魚介は、「JALヘルシーメニューセレクション」【舌平目のパンソテー ラタトゥイユのソース ポテトのブイヨン煮とフレッシュハーブと共に】のようです。
サラダは、【低農薬栽培野菜のフレッシュサラダ】
食後のチーズ・フルーツ・デザートもワゴンサービスです。
【世界のチーズ取り合わせ】目の前でカットして貰えます。
バニラアイスクリームとカプチーノです。茶色い丸いものは、どうやらアイスクリームの上に刺さっているのが正解らしいです??
食事が終わって落ち着いたところで、アメニティキットが配られました。
ちなみに、アラカルトとして、【TOKYO CURRY LAB. X JAPAN AIRLINES 東京香味カレー“ぎゅっと野菜”】【お茶漬け(酒・梅・わさび)】【きつねうどん】【しょうゆラーメン(鹿児島産黒豚チャーシューと共に)】【にゅう麺】がメニューには記載されていましたが、大部分は食べたことがあるのと、ラウンジでの朝食の後のこの食事と、この後の食事のことを考えると、食べることはやめました…。
香港国際空港到着
降機後もファーストクラスのサービスは待っていました。降機し、出口に向かおうとすると、黒いスーツの人が我々の後を付いてきます。名前を確認された後、目の前には電動自動車が待っていました。自動車で、イミグレーションまで護送されるのです。よく、歩行が不自由な人は護送される様子を見かけますが、ファーストクラスの旅客へもやってもらえるようです。
運転していたおばさんは、前を歩いている人をクラクション(ピー音)をならし、歩いている人の横をスイスイと通り過ぎて、あっと言う間に着きましたた。何より、単調な通路を歩かずに済み、気分的に楽でした。
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