サービス(JALWAYS 071便・ホノルル→成田)
ホノルル→日本線は、ホノルルを昼に出発し、日付変更線を越えて、日本へは(日本時間)夕方に到着します。
<時刻表上の時刻>
出発 | | 到着 |
ホノルル (HNL) | 13時05分 | → | 翌日 16時30分 | 成田 (NRT) |
| 8時間25分 | |
搭乗時期:2010年03月
※以下文中に出てくる「○○」は食事のシリーズ名、【△△】は料理名を、機内食のメニューから抜粋したものです。
※食事の写真は、折角なので、いい銘柄の酒類でも入れて撮影したかったところですが、体調が少々芳しくなく、ソフトドリンクのみの写真なので、ご容赦ください。
搭乗直後
出発時刻の30分前に搭乗開始、流れは往路と同じです。コスメティックキットなどのタイミングは、若干違うかもしれません。
長期出張や赴任の後、JALの、特に鶴丸のロゴマークを見るとほっとする人もいるようですが、一週間程度の、しかもほとんどが日本語で通じてしまうハワイ旅行帰りでは、それほど感慨深くはならないでしょう(良くも悪くも、日本に帰るんだなと言う意識はありました)…。
ベルトサイン消灯・食事
基本的には、往路の72便と同じですが、違う点は、フライトを通して明るい中を飛ぶことです。食事は、ハワイらしさを表しているメニューも見られます。
まずはウェルカムドリンク。左上の柿の種は、往路と同じものでしょう。
アラカルトの【世界のチーズ 取り合わせ】。国内線の時は、既に切り分けられているようですが、国際線はもしかしたら注文毎に都度切り分けるのかもしれません。
往路よりも若干飛行時間が長いため、何となく、良い意味で往路よりもサービスがゆっくりしている気がします。コースまでの間、このような感じのおつまみも。
「珍味」です。左から【数の子山海和え・鮟肝・葉山葵】。数の子は、わさび漬けの辛みが効きます。
コースが始まります。帰路も洋食を予約しました。
まずは「食前の小さなお皿 取り合わせ」、左から【モッツァレラチーズ・プロシュートハム パパイヤ添え・鮪のポキ風】。チーズとパパイヤの間の緑色は、バジルのソースだった覚えがあります。パパイヤやポキ風の鮪は、ハワイならではです。パンは復路も3種類です。
「アペタイザー」は【牛肉の煮込みパテ・フォアグラとトリュフ添え・蟹のサラダと共に】ですが、蟹が嫌いなので、蟹の部分は取り除いてもらっています。牛肉の味が濃かったです。
「メインディッシュ」です。往路は牛肉だったので、帰路は別のものに。【オーガニックチキン ハワイアンフリフリソース添え】です。チキンは、撮影上の都合で、時間が経ってから食べたという事もありますが、ちょっとぱさついていた気がします。味付けは悪くないですが、パサパサの分、もうちょっとソースが欲しかったですね。
ちなみに和食は、まずは前菜などの入った2重の重箱がサービスされ、やがて、メイン(「台の物」の【鴨 南蛮焼き】・御飯・お吸物・香の物)がサービスされます。帰りは、和食が人気だったようです。この重箱が運ばれていく様子をよくみかけ、帰路も御飯とお吸物でメインを食べようとしたら、お吸物と香の物(=和食のセット)が売り切れでした。
「デザート」は、【ラズベリーライムケーキ・カプチーノチーズケーキ・バニラアイスクリーム】ですが、往路と同じように、チーズケーキとアイスクリームのみをお願いしました。
そして、デザートと一緒にカプチーノを飲もうと頼みました。先にデザートが来て、カプチーノは時間が掛かり…どうしたのかと思ったら…アートな感じに仕上がっていました。ちなみにインスタントの類ではなく、エスプレッソマシンを搭載しています。
ハワイ時間16時10分(日本時間11時10分)に、日付変更線を越えるとのこと。
<日付変更線通過>
外は明るいながらも、日本時間11時45分(ハワイ時間16時45分・出発してから約3時間半後)頃、消灯。窓のカーテンも閉めます。
Aコンパートメント後方には、ハワイのミネラルウォーターが置いてありました。ちなみに、ミネラルウォーターはエコノミーにも配られるようですが、サイズが小さいようです。
復路でも、羽毛布団が用意されています。
往路ではほとんど食べられませんでしたが、復路では多少、体調も良くなったので、機内食のアラカルトメニューを食べ尽くしたかったのですが、さすがに動かない状態なので、目立つものを注文しました。また、本来は、消灯中でも食べたかったのですが、往路と同じく消灯と同時に窓も閉めるので機内が暗くなり、フラッシュは焚けず、一方で読書灯をつけると私の影が明確に映ってしまうので、あまり食べられませんでした。
時間的にも日本もハワイも明るい時間帯です。昼寝するか、飲み物を飲みながら映画を見るのが理想的でしょう(暗い中では食べるものではありません…)。
ベルトサインが点いていなければ、(室内灯が)消灯中でも、飲み物や食べ物をすぐに持ってきて貰えます。一方、この便の前後に、ハワイ発日本行きの便が何便か飛んでおり、前の便から揺れの情報をもらうこともあります。それらの情報からベルトサインが点灯することもあります(やはり、その後揺れました)。サインが消えるとすぐに、用件があるかどうか客室内を周ります。
その、真っ暗な中で頼んだ「ごはんもの」の【TOKYO CURRY LAB. X JAPAN AIRLINES 東京香味カレーライス“ぎゅっと野菜”】と、左に少し見えるのが、「身体に優しいヘルシーメニュー」の【フレッシュサラダ】です。結構辛かったです。らっきょうと福神漬けが付け合わせに出されます。サラダのドレッシングは、マウイオニオンかクリームの2種類です。
今度はカレーには、"JAL"の文字が。カプチーノも含めて、メイド喫茶でも、なかなかこんなにサービスはして貰えないでしょう(…と、この写真を見た知り合いが言ってました)。ファーストクラスに乗ったいい思い出です。
「麺類」の【しょうゆラーメン】と、「ごはんもの」の【焼きおにぎり】です。ラーメンは「のびた」感覚はありませんでしたし、カップ麺のような食感でもありませんでした。スープは比較的さっぱり目の、標準的な醤油ラーメンです。チャーシューは鹿児島産の黒豚のようです(真空パックのようです)。焼きおにぎりは、個数を聞かれますが、1個でやめておきました。こちらは、一般的な冷凍食品と同じはずです。
照明点灯後
日本時間15時30分(出発してから約7時間半後・到着約1時間前)過ぎに、機内の照明が点灯し始めます。さすがに朝には絡まないので、「おはようございます」とは言いませんが、往路と同じような、“おはよう放送”があります。
明るくなってから食べたのが、「和食セット」です。【アスパラガスの胡麻和え・鮭塩焼き、玉子焼き・御飯・味噌汁・香の物】ですが、玉子焼きの横には椎茸の煮物も添えられていました。ごくごく一般的な和定食といったメニューです。和食に対して「洋食セット」もあります(下記参照)。
結局、食べられなかったのが、【ハワイアン カルアパパイヤ】、【にゅう麺】、【フレッシュカットフルーツ】、「洋食セット」【ハワイアンシーフードチャウダー・フルーツカクテルワインゼリー添えなど】、【コナコーヒーアイスクリーム】、【チョコレート】でした。食べられない果物系も入っているので、ほぼ予定通りかもしれません。
成田国際空港到着
成田空港では、サテライトに到着。到着後、ドアが開いても、すぐには降りられませんでした。検疫らしいです。未だに新型インフルエンザがらみで、足止めがありました(扉が開く前に放送で、そういう症状がある人は言ってくれ旨の放送がありました)。
ファーストクラス、エグゼクティブクラス客は、もちろん優先降機があります。シャトルに乗って本館に移動、本館で入国審査などを経て、終わりです。
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