JR東日本・211系(平屋建て)

 グリーン車を連結した211系は、東海道本線(東京〜熱海間)・伊東線・宇都宮線・高崎線に走っています。ステンレス車輌ですが、国鉄時代の車輌です。
 車両としては、主に宇都宮線と高崎線で走っていますが、現在は座席が変わっています。




 同じ国鉄時代の平屋建て車両でも、金属部分が減ったため、113系よりは暖かみがあるように思えます。床はビニール張りです。



 中央の肘掛けはありません(2階建ての方にはきちんとあります)。
 座り心地は、正直、よいとはいえません。というのも、車体そのものには痛みはないものの、座席がかなりぼろぼろになっているからです。背面ポケットのゴムが伸びきっていたり、重心を前に掛けると、そのまま座面も前に行ってしまうほどです。これもクッションのへたりが少なからず影響していると思いますが、座高が低く、長時間座ると、疲れてしまいます。また、汚れも結構目立っています。



 リクライニングはフリーストップですが、テーブルは何処にもありません。窓枠にやっと置けるか程度です。これは問題です。



 この通り、ゴムが伸びきっています。また、席の下には暖房機があり、足を伸ばすことも出来ません(蹴り込み部分があれば少しは違うのでしょうが)。



 一番前と一番後ろには、かろうじて、この程度の“物置”はあります。

 これらの室内写真の車両番号:サロ210-3



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