JR東日本・211系(2階建て)

 ラッシュ帯の需要に対応するため、2階建て車輌のグリーン車がJRになってデビューしました。211系にはもちろん、113系の鋼製ボディの編成にもこの車体が(ブレーキ装置の関連で、足回りは多少違うらしい)一両つながっていました。113系ばかりの横須賀・総武線の中にも一時期連結されており、E217系がメインになる前までは、紺・黄色ばかりの中の2階建てステンレス車輌として目立ったと思います。
 113系が引退した後は足回りを改造されて211系に移籍し、この2階建ての211系グリーン車そのものは2014年03月に引退した模様です。


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 地下階です。2階建てなので天井は低く、荷物棚はありません(2階部も同じです)。



 2階席です。両端の肘掛けの形が特徴的です。



 こちらは、元横須賀・総武線113系の車輌の座席です。座席やカーテンの柄が違います。柄と言えば、黄色/紫の座席の方で柄を変えた座席を発見しました。



 この座席には、まともなテーブルがついています。これならば2〜3時間の乗車時間ならば余裕で快適でしょう。ちなみにこの座席、回転させるにはレバーを踏んで回すのではなく、リクライニングボタンをいじって回します。



 この車輌には、1階部分(デッキに当たるような車端部)にも座席があります。この部分は普通の平屋なので、天井は高いです。なお、2階部と地下階部には、読書灯とスポット空調口があります。



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