JR東日本・E231系

……湘南新宿ライン のグリーン席

 E231系は、103系と113系を足したようなJR東日本の標準的な車両ですが、山手線用で使われる車両と、湘南新宿ラインで使われる車両とでは、乗客への案内装置や、モーター音など、細かな違いもあります。


詳細はアイコンの説明をご覧ください




 車内に入ると、Suicaのシステムで光っているLEDが印象的です。特に地下階だと、暗い中で光っていることもあり、目立ちます。客室内は白色系で、妻面は木目です。照明は、カバー付きの直接照明です。



 E217系は、壁の方にある柱で座席を支えていたのに対し、E231系は中央で支えるようになりました。



 座り心地は、少し堅めです。東北線内は、線路の影響が大きいのかもしれませんが、横揺れが大きかったです。カップホルダーは、シートの後ろにありますが、妻面の部分にはありません。中央の肘掛けは小さめで、さらにリクライニングを倒していると、ほとんど意味を持ちません(位置が低いため)。



 他の座席と比べ、上着を掛けるフックは増えたようです。背面ポケットには、車内販売メニューのと、グリーン車の利用方法のちらしが入っています。



 E217系には1箇所しかなかった車内のLED表示器が、2箇所に増えました。写真奥(階段付近)には、E217系まではなかった手すりや、自動放送の中身(デッキにだけ“間もなく止まります、手すりにお掴まりください”という放送が流れる)など、法絡みのバリアフリー化が進められています。



 (宇都宮発の列車で)宇都宮に止まっている時点で、車内改札がありました。だいたい3分の2の人が、Suica所持者のようです。グリーンアテンダントは、新幹線で使うような端末を使っています。途中駅から乗る人も多く、新幹線に乗るほどでもないが、ゆったり座りたい、という人によいのではないでしょうか。
 2階には、読書灯がありません。



 宇都宮出発後比較的すぐ、車内販売があります。透明なビニールのバッグに、ペットボトル、ビールやおつまみ、カトルカール(お菓子)、お土産(チョロQ)を入れて回ってきました。コーヒーの場合は戻ってから入れてきます。時間によりサンドウィッチは売っていません。宇都宮〜小山で1回、小山〜大宮で1回来ている感じです。このメニューも、いつまで残っているやら...。
 この状況は、2005年1月現在の話です。その後、ホットコーヒーなど、メニューの内容が一部なくなりましたが、その後も、車内に冷蔵庫は備えてあるので、冷たい飲み物は冷えています。



 小菓子(カトルカール チョコ味・200円)とコーヒー(300円)を注文しました。コーヒーは新幹線などと同じものです。お土産には関係ない、お菓子の販売は珍しいです。話は変わりますが、新幹線だったら無料...ならば素晴らしいのですが。

 これらの室内写真の車両番号:サロE230-1021



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