JR東日本・新幹線200系(車内更新)

……東北新幹線・やまびこ、なすの、上越新幹線・とき、たにがわ号 のグリーン席

 200系とは、旧国鉄時代に開発された、東北新幹線、上越新幹線に走っている新幹線車両です。晩年は、客室全体をE2系のようなものに改造した編成が残り、2013年3月15日に定期運転を終了、4月に引退しました。


 オリジナルの200系と比べ、運転席の部分で多少丸みを帯びています。


 基本的には、足周り以外は、E2系0番台と同じです。オリジナル200系の面影は、良くも悪くも一切残っていません。
 照明は、間接照明のように見える直接照明で、変な造作のカバーをかぶせています。E2系(0番台)のような天井になりました。壁には絨毯の地が貼っています(オリジナルの200系と同じです)。その絨毯は、以前よりふかふか感はなくなりました。車内にはLED表示器がついています。停車駅案内、車内の説明、沿線案内、ニュースが流れています。



 E2系の黒と白のストライプ+黄色のヘッドカバーと比べ、深緑系+白いヘッドカバーで、落ち着いている印象があります。



 座席の機能の他、読書灯の無いところなども、E2系と同じです。カーテンは、横引きから縦引きになりました。



 帽子かけは、E2系の、1つの窓枠1個に対し、ここでは2つあります。



 もう一つE2系と違う点と言えば、車椅子用の座席がないことです。これは、乗降のドアが狭いため(そこまで改造するとなると、車内全体のレイアウトも変わるため、お金が相当掛かるからでしょう)、例え車内だけを改造しても意味がないためです。
 この改造に伴い、自動ドアが従来の空気式から電気式になり、静寂性が増したり、トイレなども改造され使いやすくなってはいますが、以前と比べ、高級感や、良い意味での近づきづらさはなくなったような気がします。このページの写真は、お金さえあれば誰でも、と言うものに対し、以前の200系は、お金+αがないと座れない、と言う印象です。

 これらの室内写真の車両番号:215-1001


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