JR東日本・新幹線400系

……山形新幹線・つばさ号 のグリーン席

 400系とは、92年に開通した山形新幹線の専用列車です。99年の新庄延伸に伴い、外観の塗装が変わりました。
 やがて山形新幹線内にもE3系が徐々に投入され、徐々に本数を減らされながらも走っていましたが、2010年4月18日に最後の1編成が引退しました。


詳細はアイコンの説明をご覧ください




 定員は20名でこぢんまりしていますが、広々とした空間です。先頭車にあるので通行人がおらず、静寂性も高いです。入り口は、「軽くふれてください」というボタンがあります。



 座席のデザインは200系2000番台と何となく似ています。2000年夏頃に、客室が若干リニューアルしています。(以前はページ下方をご覧ください)。枕は低めで、堅いです。



 座席の配列はもちろんのことですが、機能的、サイズ的には200系2000番台のそれとは大きく異なっています。テーブルのサイズが小さく、お弁当を食べるのには少々不便です。



 フットレストは、高さが変えられません。低くできたらよいのに、と思うところです。



 「新幹線」という名称ではあるものの、昔は普通の在来線だった線路を走るため、車体は在来線と同じです。そのため、一人掛けの座席があり、2-1配列となっております。



 この車両は縦7列という、たいていのグリーン車よりは狭いですが、こぢんまりして落ち着いた感じでした。



 リニューアル前の様子です。車内は、以前と比べると、木目を多く使うようになりました(客室もデッキも)。ヘッドカバーは紙ですが、「400」というプリントがしてある400系オリジナルのものでした。以前はグリーン車のデッキで喫煙でき、その臭いが客室内にまで入ってきていました。
 以前は、東京〜福島間で併結のやまびこ号も含めて、おしぼりやドリンクサービスがありました。そのおしぼりも、「400」のロゴ入りでした。

 これらの室内写真の車両番号:411-12



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