JR北海道・789系

……スーパー白鳥号 のグリーン席

 789系は、2002年12月のダイヤ改正時にデビューした車両です。JR北海道にしてみれば、JR東日本の区間も走る、グリーン車連結「電車」という珍しい存在ですが、自動放送はJR北海道標準の車内放送で、The JR Hokkaido(JR北海道の車内誌)も入っています。しかし、車内販売はNRE(JR東日本系列)管轄なので、車内販売のメニューは入っていません。


詳細はアイコンの説明をご覧ください

 その他のサービス:パソコン専用コンセント
 サービスされる飲み物の内容:ウーロン茶、緑茶(いずれも缶容器で、冷たい状態で出ます)




 車内は、群青、木目、黒、灰色だけを使った、シックな色合いです。照明は、蛍光灯とスポットライトのような照明が交互に並んでいます。客室内に入るときに、1号車の乗務員室よりの扉から入るとあまり感じなかったのですが、普通車から歩いていってグリーン車に入ると、ただ真っ白くて明るい普通車と違い、重厚感のあるやや暗めの客室内で、ムードの良いように感じました。これは、トンネルの中など、外が暗くなるとよく分かります。もちろん、読書灯があるので、暗いからといって手元の暗さを気にすることはありません。
 客室を細かく見ていくと、DC261系と大差ないと見受けられます。大きく変わったところを挙げると、絨毯が今までの市松模様ではなくなった、座席のヘッドレストの形状が変わった、チケットホルダーがついた、ドアが変わった(DC261系は、中央にガラスがある)程度です。



 木と革で出来た、天然素材の座席です。DC261系の座席と似ていますが、同一品ではありません(革や木など、素材だけが同じです)。上記のヘッドレスト以外にも、背面部上部に取っ手が付くなど、細かな違いがあります。言葉で説明するよりも、実際にご覧頂いた方がよいでしょう。



 リクライニングに応じて、背面部分も動く構造になっています。そのため、最も深くすると、枕が薄く感じてしまいます。リクライニングすると、シートバックの傾斜と同時に座面も少し前に出る構造は、他のJR北海道のグリーン車と変わりません。ヘッドレストは、高さが変えられます。テーブルの、座席とテーブルを結ぶ蝶番に“抵抗”をつけたようで、使うときや仕舞うときには少し力がいりますが、「バタン」という音が出にくいようになっています。



 DC281系でもそうでしたが、二重窓ガラスになっており、窓を伝っての冷気は来ませんでした。PC用のコンセントは、DC283系とは違い、二人掛け座席にもあります。DC261系と違い、二人掛けの座席には2つあります。背面ポケットに入っているものは、車内誌の「The JR Hokkaido」だけです。



 家にあってもいいかもしれないという座席だと思います。



 車内販売はNRE管轄なので、車内販売のメニューはありません。また、おしぼりや飲み物のサービスはないだろうと思っていたところ、函館を出発して早々、おしぼりと、飲み物のサービスがありました。飲み物は、250ml缶の、冷たい緑茶(伊藤園)かウーロン茶(大清水)です。おしぼりは、JR東日本のものです。このサービスは、蟹田〜八戸間だけ(つまり、JR東日本の区間だけ)を乗る人へはサービスされませんでした。また、白鳥号ではサービスされないようです。
 案内放送について、当たり前と言えば当たり前ですが、終点に着く前の放送が「JRをご利用いただきまして」と締めくくってました(北海道や東日本という言葉は入れない)。
 DC261系と似ている...と一瞬思いましたが、細かなところで差違があります。

 これらの室内写真の車両番号:クロハ789-104



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