JR北海道・DC183系

……北斗号 のグリーン席

 国鉄以来の気動車特急ですが、塗装を替え、車内を変え、設備は新型特急に近付いています。
 2011年10月〜13年3月頃にリニューアルがあり、この座席には座れなくなり、この形式(下部記載の車両番号はキロ182系2550番台ですが、足回りが変わり、同7550番台に)含めたDC183系は、2023年3月17日で定期運行を引退しました。


詳細はアイコンの説明をご覧ください
※ドリンク・おしぼりサービスは、2016年3月を持ってなくなりました。

 サービスされる飲み物の内容:冷…烏龍茶、オレンジジュース、温…コーヒー、緑茶(2012年05月現在)



 ハイデッカー仕様の車両です。カーペットとカーテン、座席は替えられましたが、照明など天井周りや、車端部にある(妻面についている)テーブル、フットレストには、国鉄時代のまま使われており、時代を感じさせます。



 座席は、基本的にはDC281系と同じです。JALのクラスJと同じく、説明の文は短くなってしまいます。
 肘掛けには灰皿の蓋がありますが、もちろん禁煙です。今のご時世、使えないどころか、蓋があるだけでも珍しく思う時代になりました。



 窓1枚につきカーテンは2枚です。状況に応じて使い分けが出来るでしょう。



 後ろから見た様子です。荷棚が時代を感じます。



 一人掛けの座席です。ハイデッカー層から一般の層へのスロープのある都合で、座席によっては、段差があり、足下に注意が必要です。段差がある座席番号は、1A,B,Cです。



  ハイデッカーの車両は、編成でもこの客室だけです。客室の前後は、スロープになっています。一番上の客室写真下部に写る通路の部分に、銀色の枠が見えますが、これもスロープです。
 バリアフリー云々で、この先こういう車両は造られることはなさそうですが、2階建て車輌と違って天井も高く、普段とはちょっと高い位置から外を眺められるこのような車両は、(北海道に限らず)観光地にはあって欲しいものです。

 これらの室内写真の車両番号:キロハ182-2551



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