JR九州・485系

……きりしま、にちりん号 のグリーン席

 グリーン車を連結した485系は、全列車が半室グリーン車です(定員は、横3列×縦5列=15名)。外観は原色の真っ赤な地に白い文字で「RED EXPRESS」という塗装です。
 2011年03月11日の、九州新幹線開業前日に、廃止になりました(余った座席はJR東日本に売ってくれないかなぁ...)。


詳細はアイコンの説明をご覧ください
※飲み物は、JR九州内で切符を購入した場合はその時、それ以外で購入した場合は乗車後車掌より、「ドリンク券」をもらい、売店などで引き替えます。2010年3月をもってなくなりました。

 その他のサービススリッパ(2009年夏頃になくなりました)




 同じ485系の半室グリーン車でも、JR九州の方が、JR東日本のそれ(白鳥など)よりも座席やサービスが大きく優れています。しかし、普通席との仕切りだけは、ただの仕切りにすぎないJR九州よりも、自動ドアを備えている東日本の方がしっかりしています(開閉する度にうるさい、と言う意見はあるかもしれません)。



 濃い緑色のペイズリー模様とデザインが、非常に重厚感を出している座席です。ベージュ系の柄の座席もあるようです。



 テーブルは、2枚あり、更にサイズも十分です。また、この座席にはランバーサポートがあります。元は普通車をグリーン車にしたので、窓枠と座席の配置があっていません。



 ごく一般的なフットレストです。最前列の席のフットレストは、一般的な壁にくっついているようなタイプではなく、あまり見かけない変わったタイプです。
 フットレスト付近にスリッパが見えますね。



 一人掛けの座席です。



 この先は運転室です。485系の全てのグリーン車は半室ですが、以前は存在した、一両丸ごとグリーン車の車両は、窓枠があっているのはもちろんですが、照明も電球色でムーディーでした(読書灯などはないので、仕事や読書の時には辛いかもしれません)。
 古い車両なので多少の揺れがありますが、この座席は非常に良いです。そのためか、あくまで私が乗ったときの話(休日)ですが、このグリーン車はがらがらというわけではなく、それなりに利用者がいました。乗車率で言えば、そのうしろの指定席の方が低いくらいです。
 利用客も少なく、また車内販売はありませんが、その代わり、2号車の洗面所を廃止し、その場所に自動販売機を置くようになっています(アルコール類はありません)。

 これらの室内写真の車両番号:クロハ481-7


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