JR西日本・485系(座席改良型)

……加越、はくたか号など のグリーン席

 この座席を備えた485系は、塗装がJR西日本標準色(白地に灰色)か国鉄色です。グリーン席のほとんどは先頭車の車両にあるので、静寂性が保てます。
 JR西日本の485系(改造されて形式が変わった183系は除く)は、2011年03月11日に廃止になりましたが、そのかなり前から、この座席には定期列車では座れなくなっていたようです。




 客室全体の床が少し高くなっています。485系か183系(JR西日本で、元485系)での、2-1配列のグリーン車は、この座席か、281系(はるか号)と同じ座席です。



 シートは、小糸製作所製です。昔は、音楽のコントロールパネルがありましたが、485系パノラマ型と同じく、その後撤去されました。座席は傾斜しなくても、そこそこよい傾きです。枕は、もう少し厚い方がよいでしょう。



 テーブルは、パノラマ型の485系と同様、大きいテーブルです。車両の中には、元は普通車の車両を改造したために、窓枠と座席が合わない車両もあります。



 フットレストは、靴を乗せる面と足を乗せる面があります。高さは変えられませんが、足を乗せる面に限っては、角度が変えられます。



 今のグリーン車には、座席の寸法を考えると一人掛けの座席は必須です。座席の下には、暖房機器がありません。



 車両によっては、天井が平らだったり空調装置などにより凹凸があったりします。妻面のLEDには、時計も何も表示していませんでした。
 この座席を、485系アコモ改造車の標準的な座席にしているようですが、この座席は合格だと思います。
 車内販売は、駅弁を中心にしたもの(→ジュースなどの飲み物や小物類は売っていない)だけが、米原発金沢行きの加越号の場合、福井までありました。

 これらの室内写真の車両番号:クロ480-2301


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