ここでは、トイレ、洗面所、公衆電話、供食設備のいずれも属さない公共スペースについてご紹介します。
多目的スペース
最近の特急列車には「多目的スペース」が設置されています。その名の通り、特に用途は限っていない、個室のような場所があります。主な利用目的は、気分が悪くなったときに使えます。鍵が掛かっているため、利用するには車掌に言わないといけない列車がほとんどです(JR九州の場合、自由に使って良いのですが)。気分が悪いときに、車内の何処にいるか分からない車掌を捜して...というのはいかがなものでしょうか。
JR九州787系の多目的スペース
喫煙コーナー
列車内の禁煙/喫煙の流れとして…(会社によって異なります)
(1)一両の半分を禁煙/喫煙(1両しかないグリーン車)
(2)一両の真ん中に仕切りなどを設けて禁煙/喫煙(JR東日本で多かった)
(3)客室内禁煙+デッキ等に灰皿や喫煙コーナー(JR北海道やJR九州で多かった・近鉄や東海道/山陽/九州新幹線では現存)
(4)車両内禁煙
…というような順序で来ています。現在は、(4)が多いですが、その後の跡地は、灰皿の穴を埋めています。
JR北海道DC283系の喫煙コーナー(当時)
珍しい公共スペース
パウダールーム
JR東日本E1系Maxには女性用の更衣室があります。大きな姿鏡や洗面台があります。
サロン・こども室
JR東日本251系には、サロン室やこども室があります。
サロン室は、1号車の地下にあり、グリーン車利用客のみ使える場所です。座れるビュフェと思っていただければよいでしょう。
一方でこども室は、10号車の地下にあるので、1,2号車にあるグリーン車から、180メートル以上歩かねばなりません。ちなみに、こども室内での飲食は持ち込み禁止とのことです。
251系のサロン室
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