JR東海・新幹線100系


この列車の公共スペース:大便器(洋、和)、洗面所、小便器、公衆電話、喫煙席、多目的スペース(編成内)、供食設備(カフェテリア、食堂車)

 <大便器(洋式)>

  型番…足踏式自閉手洗水栓:TOTO T407、紙巻器:TOTO YH110
 便器の中を見ておわかりのように、循環式です。やはり、旧国鉄時代に造られた車両なので、JR東日本の所属している200系と似ています。


 <大便器(和式)>

  型番…足踏式自閉手洗水栓:TOTO T407、紙巻器:TOTO YH110
 こちらも循環式です。洋式トイレが似ていれば、和式トイレも当然200系に似ています。


 <洗面所>

  型番…水石けん入れ:TOTO TS126AR
 洗面所も200系に似ています。水栓ハンドルなどは東陶製品に似ていますが、微妙に違っていたりします。情報によると、元々こういう製品の一部は、東陶ブランドであっても東陶では製造していないようで(要するにOEM)、この写真の水栓なども、その製造メーカーの製品ではないかと思われます。この写真の左側には、紙コップの容器や飲料水のスイッチがありますが、晩年はカバーで囲われ、使えませんでした。


 <男子用小便器>

  型番…小便器フラッシュバルブ:TOTO T60P、足踏式自閉手洗水栓:TOTO T407
 小便器も200系に似ていますね。ただし、こちらの場合は、自動で流れるようにはなっていません。


 <公衆電話>

 扉と椅子がある、最も至れり尽くせりの公衆電話です。カーテンもあり、更衣室にもなります。この公衆電話はグリーン車客室内の端の方に設置してあり、カフェテリアから呼び出されたときに利用できました(補足:ビュフェやカフェテリアが営業している新幹線の車内に電話を掛け、乗客を呼び出すことが出来ました)。携帯電話が普及した今は、現在では、わざわざデッキに出なくても使えるスペース、というところでしたでしょう。


 <カフェテリア>

 8号車には、カフェテリアがありました。
 200系2000番台とは違い、壁にショーケースを設置してあります。「カフェテリア」登場当時は多種多様の食べ物があったようです。ところが、知っている限り95年頃から空白が見られるようになり、カフェテリアを営業していないときは、このようにスッカラカンでした。それでも、車内販売の基地として利用しており、係員がいるときがあり、左下には缶ビールが見えますが、ここでも買うことが出来ました。

 これらの写真の車両番号(一部):149-108(グリーン車両内の、隣接した車両の写真の可能性があります)


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