JR東日本・新幹線E3系2000番台
この列車の公共スペース:大便器、洗面所、小便器、公衆電話、多目的室
<大便器(洋式)>
型番…便座:TOTO TCF6020系
現在は白系になってしまいましたが、デビュー当時のJR九州883系を意識したようなデザインです。このトイレも、883系と同じく車椅子対応ですが、縦長で、広々と感じるわけではありません。
トイレには、ウォシュレットがついています。普通車のトイレにはウォシュレットはありませんが、グリーン車と普通車の間には特に扉があるわけではないので、もちろん、普通席の人でも気軽に使えます。
<洗面所>(温度調節が出来ません)
三面鏡と言えば三面鏡ですが、両端が、立っている向きに対して45度ではなく、コの字というか、耳と平行の90度に位置しています。
奥行きが狭く(ボールも、スペース全体も)、揺れる車内では使いづらいです。お湯が出ますが水温の調節はできません。
上方にあるフックには、山形を意識したサクランボの模様が掘られています。
<男子用小便器>
木目と青系という、トイレと同じようなデザインです(それにしても、JR東日本の小便器は、便器そのものや壁で、青系の色が多く採用されています)。
<多目的室>
どうやら、簡易ベッドにもなるようです。利用するには、車掌に言わねばなりません。
布が、0番台と同じものを使っているのが特徴的です。トイレを0番台と見比べると、色合いは同じながらも、細かく見ていくと違いがありますが、多目的室は同じではないかと思います。
<公衆電話>(隣の号車にあります)
一方の公衆電話は大きく変わり、オープンタイプから、三面壁タイプになりました。電話機の左には、テレホンカードの自動販売機もあります。秋田新幹線区間では使えません。
これらの写真の車両番号:E311-2007(一部除く)
このページの座席ページ ES32 へジャンプ
鉄道の公共スペースに戻る