JR西日本・485系



 <大便器(洋式)>

  型番…普通便座:TOTO TC254、紙巻器:TOTO YH110
 便蓋の上(写真右上)には、「腰掛便器の使い方」というシールが貼られています(内容としては、男子小用は便座を上げて便器に向いて立ったまま、女子小用と大便時は便座だけを下げて腰掛けて使用してくださいというようなものを図解)。洋式トイレが普及しはじめた当初に使われたシールですが、これが貼られているということは、洋式トイレがかなり昔に設置されたと思われます。


 <大便器(和式)>

  型番…紙巻器:TOTO YH110
 新幹線でもないのに、洋式トイレも和式トイレも、一つの車両の中にあります。これも、JR東日本485系(北陸型)と同じく、車販準備室を潰して、その部分にもトイレなどを設置したからです。便器は国鉄時代と同じですが、壁が少し新しいです。


 <洗面所>

 会社が違う列車(JR東日本の183系デラックス型)と同じFRP形成の洗面台です。洋式トイレが「昔に設置された」と同時に、この洗面台もかなり前に改造されたと思われます。


 <公衆電話>

 元洗面台の所に(窓や、台の部分が洗面台の面影を残しています)、公衆電話が設けられています。個室形です。


 <車掌室(おまけ)>

 車掌室、と言うよりも、業務用の部屋、と言ったところでしょうか。写真右上には、ドアスイッチと、電鈴(連絡用の信号)があります。

 これらの写真の車両番号:サロ481-36

このページの座席ページ W485 に戻る


資料のインデックスに戻る