JR西日本・新幹線500系
この列車の公共スペース:大便器(洋、和)、洗面所、小便器、公衆電話、喫煙席、多目的スペース(編成内)、供食設備(売店→途中から廃止)
<大便器(洋式)>
型番…暖房便座:TOTO TCF110#SS4、紙巻器:TOTO YH110、自動水栓:TOTO TEL30A(特殊品)、水石けん入れ:TOTO TS126R
車両そのものが小さいため、トイレも心持ち狭いです。また、便座に座るとドアに正面を向き、手洗器がドア付近にある配置は珍しいです。鍵を掛けないで入ってしまったら…。また、これもまた珍しく、水石けんが用意されています。
<大便器(和式)>
型番…紙巻器:TOTO YH110、自動水栓:TOTO TEL30A(特殊品)、水石けん入れ:TOTO TS126R
洋式トイレとは違い、手洗器の位置以外は他の車両と同じような配置で、面積も多少広いです(普通、和式の方が床面積が狭くて済むものですが…)。
<洗面所>
型番…自動水栓:TOTO TEL30A(特殊品)、水石けん入れ:TOTO TS126R
トイレ以上に狭いです(300系を踏襲した感が強いです)。しかも新幹線ではよく採用される三面鏡ではありません。鏡の真下に、水石けん入れが見えます。一般的な新幹線車両は、洗面所は1両に2箇所ありますが(トイレや洗面所は2両おきにあるので、つまり、2両で2つ)、500系の場合、1箇所(つまり、2両で1つ)しかありません。
<男子用小便器>
型番…小便器:TOTO UFS800C、自動水栓:TOTO TEL30A(特殊品)、水石けん入れ:TOTO TS126R
スピードを重視した500系で、200系などのようなFRP製の小便器の車両もあれば、FRPよりも明らかに重い陶器製の小便器を使っている車両もあります(この写真=07年の時点で陶器でしたが、以前はFRP製の小便器もありました)。元々全編成FRPだったのを陶器にしたのか、車両によって違うのか分かりませんが、見た目や衛生的なものでしょうか。
男子用トイレにも、水石けんがあります。
<公衆電話>
個室形です。トイレなどは全体的に狭いですが、公衆電話だけはそうではありません。電話機上部には、現在地などの情報が表示されています。
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