メールを返信しない輩の神経を疑う
〜全く、移動電話ユーザーの奴らは...-2〜
知り合いの中には、携帯電話宛のメールアドレスしか持っていない相手が、何人かいる。一応、パソコン宛のメールアドレスも持っているとしても、無料アカウントしか持っておらず、しかもそのアカウントはほとんど見ないようなので、実質携帯電話のアカウントしか持っていないものと同じである。そういう相手に対して、文字数の制限などがあり、あまり送るのが好きではないが、仕方なく携帯電話のアドレスに送ることがある。しかし、そういう相手に限ってメールの返事が来ない人間が多い。
もちろん、「この先、***なので遅れます」などの予告や、「***だったので遅れました」等と返事が貰えれば、あるいはそういう事情が分かるのならば、まったく問題ない。しかし、メールを送っても、一ヶ月経っても無反応だったりするわけである。1〜2通程度ならば、忘れることもあるだろうが、そういう数ではない。
自分自身も、返信を忘れることはあるものの、メールが来ないと思っている相手が、こうやって愚痴を書くほど送らない率は高くはないつもりである。また、趣味の仲間からは時間は掛かりながらもちゃんと返事が来るのだが(私も、時間が掛かることは多々あります)、返事が来ないのは、前いた会社の元同僚や、その知り合いなどがほとんどである。同僚からもその知り合いからも届かない=類は友を呼ぶ、だろうか。しかもその一部は、携帯電話の販売会社で働いていたりして、決して電話機の操作は不得手ではないから、余計たちが悪い。一応、実際に会ったこともあり、私の名前も知っているはずである。しかし、会ったことを忘れて、「変な人からメールが来るなぁ」と思っているのなら、これは仕方がない(知らない人に返信するのは怖いです)。
今の携帯電話はパソコンと違って、普段持ち歩け、国内であれば、飛行機の中でもなければ、大抵の場所でインターネットにアクセスできる端末である(携帯できる電話だから携帯電話)。それにも拘わらず、レスポンスをしないわけである。そこまでやれとはいわないが、勤務時間中であっても、その気になればトイレでも返信できる。で、実際に会うなどして、「メールを送ったけれど...?」旨話すと、中には、「届かなかった」と言ってきた相手もいた。スパムメールなどの設定の都合で本当に届かない事例もあるらしいが、検証するのも煩わしい。
こちらとしては、どこかのメールサーバーの調子が超長期間悪く届かなかったのか、この不況の中個人用の携帯電話の画面を見る暇がないほど忙しいのか、ハワイや韓国のようなポピュラーな場所ではなく例えばモルディブなど日本から“遠い”海外に旅行に行っていて携帯電話の電波そのものが届かなかったのか、家族などからの圧力でメールの送信を禁じられているのか、面会謝絶になるくらいの大病を患ってて返事できる状態でないのか、妊娠していなかった人に急に子供が産まれて子育てでそれどころではないのか、誘拐されていて報道規制の事情で分からないのか、拘置所・刑務所にいて外部との接触が出来ないのか、こちらとしても気がかりである。
どうやら、一言で言えば、ほとんどの場合、来たメールを無視しているようである。よほど、私に対して恨みを持っているのだろうが、そんなに自分が変なことをしたのだろうか(その割には被害届もなければ逮捕もされてはいませんけれどもね)。しかし、返事が来ない以上、恨みを持っているのか、本人の都合なのか、よく分からないわけである。もし、人間としての基本であろう、ことばへのレスポンスをしないくらい、それだけ恨みがあり人間として認めないのなら、面と向かって殺しに来てくれた方がよい。そして、人間ではないからと殺人罪は適用せず、器物損壊罪だと、堂々と裁判で争って欲しい。強制的に独り言にさせる→コミュニケーションを断つと言うことは、こう言うことである。
一方でこれがもし、その本人の都合ならば、どれだけいい加減なのだろうか。自分の感情や都合でしか送らない、そのような輩はメールを送受信する資格はない。
人間も、届いたかどうかが分からない携帯電話宛の電子メールも、非常に不安定であり、失礼極まりない。これも、デフレ・コストダウン等々の表れで、人間(届かない携帯電話メールの管理者を含む)の質が落ちているのだろうか。
まぁ、ここまで過激に思う人間はそんなにいないとは思うが、手軽ではあるものの、今となってはコミュニケーション手段の大きな地位を占める電子メールは、手軽だからと言って、軽く見てしまうと、返事の来なかった相手は、余計な詮索をしてしまう可能性があることを、意識してもらいたい。もちろん、自分も含めてである。
※同じコーナー内の全く、移動電話ユーザーの奴らは...にも、返事を送らない事が短く書いてありますが、今も昔も、送らない輩は送らないんですね。
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