論破を生業とする者

 ※決して、とあるインターネットの掲示板の元管理者について書いたものではありません。
掲載日2022年10月16日
 具体的にどういう人物かは書けないが、論破が大好きな、縁故で入ったような従業員がいる。

 その人物は気に入らないと、多くの人物と喧嘩する。人に対しては、殴ったり暴力沙汰は起こさないが、持論をひたすら繰り広げる(そう言う意味では言葉の暴力かもしれません)。とにかく周囲の都合などの空気を読めないのか、あえて読まないのか。

 普段の様子を見ていると、本人はアンガーコントロールが出来ないようだ。前職では上司と喧嘩したかなにかでパソコンを壊し、始末書を書かされたということを聞いた。その会社へは縁故で入社させて貰ったので、退職の際に挨拶に行ったが、関係者として、挨拶・お礼<お詫びに行ったというのが実情である。その際の先方の上司は、お詫びに行った我々にはもちろん大人の応対ではあったが、苦笑いに近いような、内心どう思っているか分からない…という雰囲気だった覚えがある、考えすぎかもしれないが。
 ※始末書の起こった出来事があって即退職したわけではありません。

 現職でも、まずは別拠点に就かせたところ、事務所内の雰囲気を悪くしたり、営業車の部品を壊したことも有った。そして、今の拠点に転属させると、本人の親くらいの年齢のお客様と喧嘩して、また周囲の人間がお詫びに行かないといけないこともあった。その前からも、そのお客様とのやりとりの影響で、気分を害すると翌日は終日欠勤することも多かった(アンガーコントロールできている結果かもしれませんけれども)。事務所内ではそのお客様の悪態をつき、今の拠点でも雰囲気を悪くする。そしてその論破はオーナー的な人物にも、私にも降りかかる。縁故だからなかなか人事的な扱いが出来ない。一方で一部のお客様にとっては評判がいいらしく、現職の前の拠点では「○○君戻ってこないの?」と言われたこともあったらしい。一部には外面がいい。
 「お客様の言うことは絶対」ではない。将来的にはそのお客様のためにも、訂正をさせることも重要だと思う。しかも相手は親子ほど年が違う。説得は大変だと思うが、それをするのが仕事である。本人だけで説得できなかったら、前任者であるもうちょっと年上の人に助けを求めるとか、取引業者と一緒に説得に行くとか、できなかったのだろうか。総てを自分で抱え込んでしまい、処理しようとしていると言うことも背景としてあるのだろう。

 背景はともかく、簡単に書けば、本人が気に入らないと、モノを壊したり喧嘩したりするのだ。
 人間だもの。全く喧嘩しない・怒らない人間はいないだろう。言っていることは間違いではないことももちろんある。ただ、コロナ禍のマスク警察・自粛警察の如く、その自分の発した“正論”以外は認めない。マスクでの呼吸がしづらい人はどうするのですか?2年半の間、コロナ禍で飲食店やホテルや交通機関等々が困っているのに見て見ぬ振りですか?…そういう感じである。世の中はある程度柔軟・ゆらぎがなければならないとギスギスするが、本人はもしかしたらそのギスギスするのが好きなのかもしれない。
 今のご時世「政治的判断」というといいネガティブな印象を持ちがちだが、そういう発想は一切受け付けないわけだ。本人は、今の“Z世代”よりは年を取っているが、それに近い思考で、デジタルネイティブだからか、ゼロかイチでしか判断出来ないのかもしれない。

 万が一本人が何か犯罪を犯したとき、情状酌量は求めず、そのまま裁かれて判決を受け入れるようなタマまで持っているのだろうか。そこまで気になってしまう。
 そしてその本人がこの文章を見たら、またネガティブな発想でもするんだろうねぇ...。

※おことわり・この件を背景として、長期的には、更新が今以上に遅くなるかもしれません。撮り貯めている座席はありますが、今後デビューする新しい座席は難しいかもしれません。




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