台湾に行ってきました
17年2月中旬、台湾に行ってきました。台湾は3回目です。1回目は高速鐵道乗車と小籠包で有名な鼎泰豐、2回目は会社絡みのツアーのようなもの(飛行機の搭乗クラス以外はお仕着せ)で工場見学や観光、今回はこの2回の訪台をふまえた上で色々行くことにしました。
普段は旅行記的な内容は、このサイトには載せませんが、世のサイトに記載されている内容の現況補足をしたい面もあり、やることはブログ風ではありますが、載せることにしました(もちろん、台湾はイイという話しもありますよ)。
お詫び:枚数が多いため、写真のサイズは小さめで掲載します。
「今年の旅行をもう掲載するなんて早いな…写真とか文章どっかからパクって“キュレーション”とか横文字使って誤魔化してんやろ?」とか、「急に台湾の旅行記事とか書きやがって…ステマと違うんか?」…と言うことはありませんので、宜しくお願いいたします。
旅程概要
3泊4日で、この様に回りました。
| 時間帯 | 内容 |
1日目 | 午後 | 羽田から JAL 0099便で 台北・松山へ |
夜 | 早速牛肉麺 |
2日目 | 午前 | 猫空へロープウェイで行きお茶料理を食べる |
夕方 | トイレレストランへ |
3日目 | 午前 | 新竹へ行き本場のビーフンを食べる |
午後 | 新北投へ温泉に入りに行く |
夕方 | 台湾名物を味わう(魯肉飯・点心) |
4日目 | 午後 | 台北・松山から JAL 0098便で 羽田へ |
通貨については、大まかに [ニュー台湾ドル($)×3=日本円] で記述しています($100の場合、300円)。
1日目・羽田から JAL 0099便で 台北・松山へ・飛行機は飛ばします
マイルの特典航空券で台北入りします。座席やフライトについては、ここでの詳細は割愛させていただき、いつか、国際線飛行機のページに載せます。
往復とも、JALビジネスクラス スカイリクライナー(機種はB767-300ER)です。
夜の着陸です。写真はありませんが、松山空港は市街地にあるので、当然ながら市街地を見下ろしながら降下します。日本と比べると、看板がカラフルで目立ち、気分が高まります。市街地+目立つと言えば、大阪(伊丹空港)も思い浮かべそうですが、台北の方が飛行高度が低いのかその分大きく見えるようで、大阪が落ち着いて見えます。
1日目・早速牛肉麺
到着は20時40分頃と定刻の21時00分よりちょっと早め。3回目の台湾なので、MRT(地下鉄)を使っても、タクシーを使っても行けなくはないのですが、早くホテルに着きたいこともあり、事前に送迎車を手配しておきます。申し込むときに「牛肉麺を食べたい」と話しておいたので、現地の方に調べてもらい、ホテル近くの牛肉麺のお店に行くことにしました。
ウーチージゥ牛肉麺
このお店は、旅行前に自分でもこのホテル近くのお店はチェックおりました。ところが、営業時間が微妙なところで、Googleで表示される、検索結果の右上部分には1時まで営業している旨表示されている一方、お店を紹介している個人の(非公式な)ページは22時迄となっていたり、様々でした。昨今の日本で考えれば、営業時間は短めになってきています。いくら飛行機が早く着いても、22時迄にお店に入れるかは分かりませんし、そもそもラストオーダーも不明です。
とりあえず、ホテルに着き、チェックインをして荷物を部屋に持って行ってもらうよう頼みすぐにそこに向かったところ、21時30分頃の時点で、営業していました。
店名は牛肉麺ですが、それ以外のメニューも多く、色々目移りしますが、この3点+飲み物を注文しました。
腸詰(左に添えてあるのはニンニクを揚げたもの)と烏龍茶(無糖)。腸詰は「台湾風ソーセージ」などと訳されることがあります。
ミックス牛肉麺(牛肉や牛すじ、モツの入ったもの)。麺は日本のようなコシのあるものではありませんが、濃い味のスープと絡みます。スープは少し辛目です。
車エビの蒸し餃子。エビの量が多くもちろんプリプリ、左のつけだれがニンニクの利いたとろみのあるタレでした。
台湾に上陸して1時間も経たないうちに、早速台湾っぽい料理を味わえ、大満足の後にお会計です。レジの近くには名刺があるものですが、営業時間は深夜1時迄と書いてありました...。慌てて行くこともありませんでした。
メニューは写真入りなので、指を指せば問題ないです。お店を出るときにお会計をします。日本語はまぁまぁ通じます(このお店まで、上記“現地の人”=通訳の人がいたので余り気にしませんでしたが)。店内にはスーツ姿の日本人数人が食べていましたが、現地駐在の人が日頃使っているのでしょう。このお店が会社の近くにあるなんて、うらやましいなぁ。
ロイヤル・ニッコー・タイペイに宿泊します。詳細は別ページにて。
2日目・猫空へロープウェイで行きお茶料理を食べる
ホテル最寄りの中山駅からMRTを乗り継ぎ、動物園駅へ。動物園駅からロープウェイで猫空(マオコン)へ行きます。
2017年2月現在の乗車方法は、「猫空ロープウェイ乗車手引き」ページをご覧ください。
猫空駅に到着しました。
日本ならば、ロープウェーの頂上駅は、売店が一カ所あるかないか、静かなものですが…
…何だか台湾らしい賑やかさです。早速、昼食を食べに行きます。
四哥の店
日本人客にはベタらしいお店にします。この賑やかな道を歩いていくと、徐々に静かになります。本当にここであっているのかなぁと思う頃に、少し開けた、店舗が集まったエリアに出てきます。写真は、ロープウェイの駅からこのお店を通過し、反対側から撮ったものです。
お店に入ると、伝票という名のメモ用紙を渡され、3階に通されます。上がると、無料の温かいお茶(写真の赤いポット)が出されます。メニューには、日本語訳はあるにはあるのですが…「?」な内容もあるため、漢字と英文を合わせて判断すると良いかと思います。注文の仕方とすると、メニューに記載の料理名(もちろん台湾語)を、伝票に書き、店員に渡します。お会計はお店を出るときです。
場所としては、車も時々通るものも、至って静かな高原ですが、店内はトランシーバーでやりとりしたりと、その辺りはご愛敬です。
特級鉄観音茶セット。注文したとき、どうやら、「本当に頼むのか?」みたいな顔つきをされました。おそらく、無料のお茶があるからだと思いますが、やはりお金を出しただけあって香りがよく、その後無料のお茶を飲むと、色の付いたお湯にしか感じられないくらいでした。
お茶の葉ですが、余程の大人数でなければ余るので、持ち帰れるように輪ゴムが用意されています。
炸茶葉(お茶の新芽の天ぷら)。衣が甘めで、右下の粉も甘いです。おかずというより、お茶を飲みながらつまむのに良さそうです。
茶燻鶏(お茶で燻製した鶏)。鶏肉の下には、タマネギのスライスとオレンジソースが敷かれていて、右にチリソースが添えられています。まずは鶏肉が美味しいです。歯ごたえがある中にも柔らかさが残っています。ほんのりと燻製の香りがありました。
風味川耳。メニューに記載の日本語は「キクラゲの風味」みたいなものでしたが、実際はキクラゲの生姜甘酢和えです。普段は脇役ですが、ここまでメインだと、コリコリの歯ごたえを何時までも楽しめます。複数人で行った際は、上の鶏肉と、このキクラゲで、いい前菜になります。
蒜泥白肉(にんにく味ゆで豚肉)。台湾のコンビニのあの香りがします。ゆでた感じはなく、台湾版スタミナ炒めと言えばいいのでしょう。
本来であれば、ここで、チャーハンを頼もうと思っていましたが、隣のテーブルを見ると、かなり大盛りのチャーハンが。持ち帰っていたくらいです。上記の4点でもかなり量があるので、ご飯ものはギブアップしました。良心的です。
お店を出て、更に奥に進むと、「台北市 鉄観音・包種茶 研究開発推進センター」という施設があります。日本語の資料も置いてあります。ここの施設と言えば、無料で鉄観音茶が飲めることでおなじみです。建物の奥にはベンチのある庭のような場所があり、欧米人らしき人たちが、お茶を飲みながらくつろいでいました。
再びロープウェイで帰り、一度ホテルに戻ります。
2日目・トイレレストランへ
西門という、日本で言う原宿みたいな場所に、トイレをモチーフとしたレストランがあるとのこと。Webサイトを見ると中華料理っぽいものはないものの、知り合いと旅行に行った際にここを誘っても遠慮されそうなので、一人で行ってみることにしました。西門は、ホテルの最寄りの中山駅から2駅です。
雰囲気的に、原宿と言うより、道の太さなど、渋谷のセンター街に近い印象です。土曜日の夜だけあって、凄い人ですが、ここで台湾の方の凄いところに気づきます。まぁ、東京の場合は、それ以上に密度が凄いのかもしれませんが、旅行全体を通して思い返すと、すれ違う際など肩をぶつけることがなく、お互い譲り合っているような印象でした。MRT(地下鉄)の階段にしても、右側通行を徹底しているようなことです。
一回迷ったので、実際は掛かりましたが駅の出口から5分くらいで到着です。
便所歡樂主題餐廳(Modern Toilet Restaurant)
周辺に近づければ嫌でも分かります。2階にありますが、写真右側が入口です(入口も、見れば嫌でも分かります)。
ここでは、席に案内されたら、メニューと伝票(中国語と英語がある模様)が渡されます。以前は、ブツ(※Dr.スランプアラレちゃんが手にしていた、ソフトクリームのようなアレのこと)の形をしたメニューだったようですが、現在は普通の飲食店で見かけるような、写真を多用したメニューです。しかし、以前はあったという日本語メニューはなくなりました。伝票に個数などを書き、2Fで精算します。
ちなみに、「席に案内」と普通に書きましたが、座る先はソファや椅子ではなく便器です。便ふたを閉めた状態で座りますが(強度的にも大丈夫です)、ふたを開けて座ってもよかったのかもしれません。なお、便器は床と固定されていないので、踏ん張る際(?)は注意が必要です。
椅子として使われる便器(ボウル面などを見て、多分本物)。便座の取付穴付近に「Modern TPE」と刻印されてましたが、そんなメーカーはなさそうですので、店名の英語読みに合わせて作ったのだと思います。
装飾は塩ビパイプが使われていました。
(用便できる)トイレはウォシュレット付です。
料理の注文ですが、メインディッシュが洋式の大便器を模した容器に盛られてくるとのことですから、当然選ぶべきはカレーかみそ煮込み系だと思います。流石に台湾にはみそ煮込みはないので、カレー一択となります。
届きました。店員はエレベーターだけではなく、階段で運んでくることもあります。大きめの陶器=重いでしょうから、ご苦労なことだと思います。
右上にある小鉢は、豆腐を台湾風に味付けしたもの、スープはミネストローネのような味ですが…何でしょう。全体的に味が薄いんですよ。ご飯が進まないこと。決して、食器の形が形だから食が進まないわけではありません(そんなにリアルじゃないしね)。
チキンナゲット(の味)は普通でよかったです。トマトケチャップの他、チリソースが付いてくるのが台湾らしいです。
食後にデザートが付いてくるようです。となると、何が出てくるか、もうおわかりですね。
チョコレートのソフトクリームです。これも何だか濃厚さとはかけ離れていたなぁ...。蒸し暑い時期だとのこのくらいがいいのかもしれません…。
正直、味については口に合わない中でホテルに戻りました...。台湾って、食べる料理総てが美味しい印象がありましたが、まさかの大失敗です(味目当てでないのでいいのですが)。
3日目・新竹へ行き本場のビーフンを食べる
3日目は、ベタだけど旨いに決まっているであろう台湾グルメです。
台湾旅行の目的の大きな一つが、ビーフンの生産地・新竹に行って、ビーフンを食べることでした。また、今まではMRT(地下鉄)の乗車がメインでしたが、台湾鉄道(台鉄)にも初めて乗ることになります。まずはMRTで台北まで行き、台鉄で南港まで行きます。台北からも高速鉄道(高鐵)に乗れますが、始発駅の南港駅から乗ることにします。ちなみに、台北駅から新竹駅までは、台鉄一本で行けますが、単純に高鐵の特別席(商務席)に座りたいので、あえての遠回りです。
座席やサービスについては、ここでの詳細は割愛させていただき、いつか、新コーナーを作り、そこに載せます。
(高鐵)新竹に到着。お目当ての場所は、ここから更にタクシーで向かいます。タクシー代は$280、20分程度で到着しました。(台鉄)新竹からであれば歩いて行ける距離です。
新竹都城隍廟
ここの詳細はご自身で調べてもらうとして、簡単に書けばお寺と屋台が一緒になったような場所で、更に一言で言えば暑いです。この頃はまだ2月ですが、8〜9月だったらここはどんな状態なんだろうかと。熱中症で倒れる人とかいないのでしょうか。
そして、全体的に暗いです。飲食店のエリアから離れると、衣類が売られている市場のような場所がありますが、雰囲気は大阪・鶴橋駅前の市場に通じるものがあります。飲食店のエリアとは違って人がおらず、アヤシイものも売られていたり、ちょっとゾクゾクしました。
お寺っぽいような屋台村っぽいような。
おそらく、お札を焚く場所でしょう。炎の横で普通に飲食するおばちゃんが(写真左下参照)。他にも飲食店にも火元が多く、2月の時も軽く暑かったです。
お目当てのビーフンを食べます。これも、新竹都城隍廟に行ったらココというほどのベタなお店のようですが、相席ですぐに座れました。
阿城號
(左)貢丸湯・(右)炒米粉。スープの肉団子ですが、肉をきめ細かく挽いたからか、ぷりぷりした食感(お箸では割れません)。ビーフンは既に炒めてあるであろうビーフンに、醤油ダレを掛けたようですが、コシがあり、お代わりしたいほど。日本で食べるビーフンは、五目と言われるほど色々具が混ざっていますが、こういうシンプルなものもいいなぁと思いました。
もう一件くらい食べたいと思います。もう一つベタなお店で、柳家という、落語家みたいなお店があります。そこを目指すと、狭い敷地内に珍しくできている行列…諦めました。
新竹を抜ける時間的にそこそこ空いていそうなお店を目指すと、ありました。
馬家魯肉飯
このお店も阿城號も、伝票に数を記入して注文→料理が届いたら現金払いという点では、大きな違いはありません。店の親父さんから「スープは?」みたいなことを聞かれましたが、暑いので諦めました。
(左)鶏絲飯・(右)炒米粉。ビーフンは相変わらずのうまさですが、左のご飯がまたほどよく、添えてある高菜のような漬け物もいいアクセントです。
本当ならもう一件くらい寄りたかったのですが、時間的に引き上げた方が無難で、お土産のビーフンを購入した後、後ろ髪を引かれる思いでこの地を後にします。
徒歩10分強で新竹駅に到着。日本統治時代、日本人が設計した駅でもお馴染みです。
建築後、高架化工事など大規模な改造を行っていないからか、ホームの構造も見覚えのあるような雰囲気です。地方の、特急が止まり、ローカル線に乗換が出来そうな駅です(実際にここは自強号=特急が止まり、高鐵方面に向かう路線はローカル線です)。この駅から、六家線に乗り、(高鐵)新竹駅へ行きます。往路はタクシーですが、復路は台鉄です。
復路も高鐵の商務席に乗り、台北で降ります。
3日目・新北投へ温泉に入りに行く
台北で降りた後はホテルには戻らず、そのまま次の目的地へ向かいます。台湾は、地震も多いことから、温泉がわき出る場所があります。しかも台北という首都から近いところにあります。
北投から、新北投支線に乗ります(写真は新北投で撮影)。1編成だけが、2分の折り返しで、3分間の乗車ですが、元々遅れ気味なのにゆっくりと走ります。多分、自転車なら勝てるかも。日本なら…周辺住民からの騒音苦情の影響とか、急カーブにより速度を出せないなどの影響はありますが…。
新北投に到着。自分の思い描いた(静かで、湯けむり漂う)温泉街とはかけ離れていました。
水美温泉会館
歩いて5分もかからない「水美温泉会館」というホテルで日帰り温泉に入ります。入り方は日本の立ち寄り湯と変わりません。私が行ったときは日本語が分かるスタッフがいらっしゃったので、「日帰り温泉」で通じました。
(1)フロントで料金精算(日曜日は$850)をし、入場券・領収書・鍵を受け取る。
(2)階段で2階に上がり、スタッフに入場券を渡す。
(3)靴を脱ぎ、脱衣所へ。靴と脱衣所のロッカーの番号は、(1)で渡された鍵の番号を使う。
(4)タオルと櫛はロッカー内に入っています。服を脱ぎ(水着は不要)、浴場へ。入って右には洗い場があり、シャンプーとボディーソープ常備。
タオルも石けん類もあり、水着はいらないので、いわゆる手ぶらで入浴が可能です。トイレは浴場内にあります(温水洗浄便座は付いていません)。
浴場内には、温かい水温の浴槽が2種類、冷たい水温の浴槽が2種類、ドライサウナ、ミストサウナがあります。また、プールサイドで見かけるようなチェアが何カ所かあります。
それぞれの温度ですが…温かい浴槽は37℃台と42℃台、水風呂は18℃台と23℃台、ドライサウナは70℃でした。37℃というと、人の体温に近いので、風邪を引くかと思いきや、外も割合暖かいので、長湯に適しています。のぼせることがないので、2回ほど意識が飛びかけました。サウナの70℃は、ちょっと物足りなかったですけどね。
ちなみに、ガラス窓は磨りガラスでしたが、窓が少し開いていましたが、道路が丸見えなんですよね...道路が丸見えってことは、逆も然りでしょう(※水着着用ではありません)。
トイレの場所とか、湯温など、日本とは違いますが、(仮称)体温風呂は癖になりそうです。ただ、日本円で見ても3000円弱というのは、ちょっと高いなぁ。
湯温が低いので、フラつくこともなく、次の場所へ向かいます。まずは中山國小駅まで向かいます。
3日目・台湾名物を味わう(魯肉飯・点心)
黄記魯肉飯
このお店は、2回目の訪台の時に、以前仕事で台湾によく行っていたというツアー同行者に誘われて行ったことがあります。夕食の後だったので、少なめに頼みましたが、多めに頼んでも問題ないくらい、ものすごく美味しかった覚えがあります。今回は、普通に食べることにします。
以前行った際は、金曜日の21時過ぎですぐに座れたのですが、今回(日曜日の18時過ぎ)は混んでいます。この写真の行列はお持ち帰りですが、“店内でお召し上がり”も、ギリギリ相席になるかならないかの混雑でした。日本語は通じないので、お店の中を指さして、食べるジェスチャーで店内に入ります。
日本語は通じませんが、日本語訳メニューはあります。注文方法は、黄色い伝票に記入して、入口付近の店員に渡します。その際、ファストフード店でもらうような番号札を受け取ります。お金は、料理が総て揃ってから支払います。ちなみに、空いていたときは番号札云々もなく、自席で伝票を渡しました。
「魯肉飯」というのは、台湾風そぼろご飯と訳されることもありますが、まぁ、素人判断だと、ご飯は既に炊いてあるし、上に載せる具も出来ていますし、炒め物などはないので、時間は掛からないと思うんですよ。店員が忙しく配膳しているので、ご飯が炊けていないと言うこともないはず。持ち帰りと店内がどれだけ優先されるか分かりませんが、結構時間が掛かり…25分です。飛ばされたのかどうかは分かりません??(不安そうな顔で、厨房を眺めていたら気づいてくれました…実際、注文が通ったのか不安でしたが)
料理はほぼ一斉に到着しました。左上から時計回りで…
料理名 | 日本語メニュー名 | 備考 |
花枝□多粉 | イカのとろみ春雨(スープ) | (□:火偏に庚) |
□豆芽菜 | ゆでモヤシ | (□:湯の下に火) |
鶏肉絲飯 | 鶏肉入りご飯 | 小 |
魯肉飯 | 肉ミンチ煮込みかけご飯 | 大 |
滷蛋 | 味付け玉子 | |
…待った分美味しく感じられたのかもしれませんが、全部が美味しかったです。
魯肉飯は王道(香辛料の強さが適度)、鶏ご飯はあっさりした一方汁が濃厚で具がなくても濃厚な鶏粥みたい、モヤシは下には醤油ダレが、上には魯肉飯の具のようなものが掛かっていてこれだけでご飯が進み、味卵は卵の味と汁が混ざると1+1=2以上のおいしさ、春雨スープはイカは柔らかくスープにはイカの出汁がよく出ていて、これらを上手くまとめ上げてくれます。スープの上には緑の葉があり、その上には調味料がありますが、これは少々癖があり人それぞれかもしれませんが、いいアクセントにはなります。
お会計は、これで$175ですから、600円でおつりが来るくらい。そりゃあこれだけ並んでも食べたい気持ちは分かります。再び台湾に行った際は、ここに寄りたいです。
ホテルまでは歩いて戻ります。15分くらいで到着します。ところで、見出しを見てみると、もう一つ料理が書いてありますね。しかし、写真にも、しかもメニューにも書いてありませんねぇ…。
金品茶樓
ホテルで小休憩し、今度はこちらに向かいます。魯肉飯は18時頃に食べ終わり、このお店に着いたのは20時30分頃なので、2時間半の休憩(インターバル)です。まぁ、これが一人じゃあなかったら、「勝手に一人で行ってろ」と言われそうです。4日目の昼食にしようかとも思いますが、何だかゆっくり出来ないので、3日目のうちに食べることにしました。
ホテルからは徒歩3分くらいで到着です。
こちらは、日本と同じような注文方法で、お会計もお店を出るときに支払います。多くの店員が日本語が通じます。お会計の前、「ごちそうさまでした」と言うと「お粗末様でした」と返事があり、丁寧です。
閉店は21時で、ラストオーダーは20時40分頃でしたが、20時30分頃の入店時点でも結構混んでいました。
牛肉のスープですが、台湾では、どうやら蒸して作るようです。メニューの英文には、スチームスープと書かれています。そのためスープがこの通り透き通っていて上品です。
小龍包とエビ蒸し餃子です。合計16個ですが、小さめです。小龍包は皮はもうちょっと薄くても良かったかなとは思います(味は文句なし)。蒸し餃子はエビと肉とが上手く混ざり、肉だけの小龍包よりも旨味が増していました。
インターバルがもうちょっと長ければ、一品料理か前菜を頼めたのですが…私のキャパシティはこれで限界でした。
4日目・台北・松山から JAL 0098便で 羽田へ・帰路も飛ばします
13時00分にチェックイン開始、15時30分出発なので、午前中に何処かに寄ることも少し考えましたが、荷物なども面倒くさいので単純に帰国だけに。ホテルからタクシーで空港まで、15分$170でした。
松山空港からは、2回目の時も使ったことがあるのですが、この2回目は何があったかというと、首都圏が大雪に見舞われ、東急東横線の電車は正面衝突したり、キッチンの工場の屋根は崩れたりという、カオスな状態でした。それくらいの雪となると当然飛行機も遅れるわけで、9時45分発の便に乗るはずが、15時頃に出発するという、かなりイレギュラーな状態に。松山空港唯一のラウンジも混んでいて、席を確保するのが精一杯なくらいでした。
今回はそんなこともなく、ラウンジの席も空いていて、平和に出発です、出発までは。出発はほぼ定刻です、出発時刻は。滑走路までの道では、先日急遽運行を取りやめた、「復興航空」の格納庫が見えました。
中華航空機の、右側ウィングレットの真後ろに、復興航空の機材が隠れています。
ところが…どうやら首都圏では風が強いとのこと。そういえば出発日は、羽田空港の搭乗口にあるテレビを見ていたら、春一番が吹いて成田空港が大変だったようですが、この日はこの日で再び大変のようです。どうやら、燃料を多めに積んだとか…??
最近の国際線機材には個人用テレビがあるので、離着陸時以外は好きなときに地図が見られます。
(日本時間)19時13分頃 |
→ |
(日本時間)20時02分頃 |
…遊んでいる訳じゃあないんですよ...。
我々の便が羽田空港に到着する頃は天候は落ち着いていましたが、どうやら、それまでの間は風が強くその間は着陸も出来ないでしょうし、成田行きの便が羽田にダイバートしたりした、“お祭り”の後の到着のようでした。
夜の遊覧飛行(汗)をしていたら、1時間15分遅延して到着。そうしたらスポットの前で運転停止。動き出したら今度は、半島で言えば岬のような場所に止まり、歩いていくうちに人が増えて(他の便も同時に到着した模様)、イミグレーションの場所が工事しているらしく窓口が少ないものの、到着から30分(※諸条件アリ)あればバスに乗れることが分かりました。
羽田空港の国際線は、今のところ台北との往復にしか使ったことはありませんが(1回目は桃園)、雪といい風といい、台北→羽田を自分が使うと、ちょっとアレ(コナンが行く先々で殺人事件に出会う、みたいな)なのかな、と感じたフライトでした。
(20/08/02追記)李登輝元総統の逝去について、心よりお悔やみ申し上げます。(コロナ禍で今は行けませんが)我々が台湾に遊びに行けて、楽しむことが出来るのは、元総統のお陰だと思っております。
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