智頭急行・HOT7000系

……スーパーはくと号 のグリーン席

 94年に、兵庫県上郡と、鳥取県智頭を結ぶ智頭急行が、第3セクターとして開業しました。スーパーはくと号は、開業と同時にデビューした列車です。他路線との競合があり、特急車両には振子機構を搭載し、智頭急行線は山道を走る非電化路線ですが、130km/hが出せる区間です。
 この車両はまだ現役ですが、客室内が大幅に変わりました。


詳細はアイコンの説明をご覧ください

 音楽サービスの内容:6チャンネル(NHK-FM、民放-FM(JFN系列)、NHK-第1(鳥取地区)、NHK-第2(大阪地区)、ミュージック1、ミュージック2)
 グリーン料金:\510(JR区間は、JRの料金に準拠)






 妻面にある壁の木目など、非常に重厚感のある客室内です。また、荷棚にはふたがついていて(荷棚のふたは、空気圧で『バタン』と音が出ないようにしている)、さらに間接照明で、客室内全体的にすっきりとしています。しかし、普通席には、妻面にTVモニターがあるのですが(運転席にビデオカメラが搭載していて走行風景を流している)、グリーン車にだけはありません。



 座席は、寸法的にも満足なサイズです。ヘッドカバーには「智頭急行」と刺繍がしてあります。ディーゼルカー独特のギアチェンジもあまりきつくはありませんでした。



 枕は、少し柔らかいです。前面を映すTVモニターはありませんが、音楽は聴けるようにはなっています。民法FMのラジオは、途中で周波数を変えています。一方の音楽は、特にテーマ性はないようです(このチャンネルはクラシック、など)。



 テーブルより上の方には、フックがあります(フックは窓枠にもあります)。背面ポケットには、列車案内と、空気式のヘッドホンが入っています。



 一人掛けの寸法と二人掛けでは寸法(座幅・寸法B)が違っています。これは、中央のアームレストの有無が関係あり、中央のアームレストがある分、二人掛け席の方が狭いです。



 智頭急行線に入ったとたん、LED表示器には観光案内を表示し始めました。その案内は、倉吉行きの場合は、智頭急行線を出た後も続いていました。

 これらの室内写真の車両番号:7055


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