奮闘アルバム集 


★ EOC施設公開(2011/11/12)手作りロケットコーナー応援&準備会(2011/10/30)奮闘アルバム
 東日本大震災・福島第一原発被災の皆様には心からのお見舞いを遅ればせながら申し上げます。
JAXA地球観測センター(EOC)は地球観測衛星「だいち」他多くの衛星の観測データーを受信し、被災状況を宇宙からいち早く関係者に提供しました。 そのEOCの施設一般公開では1年ぶりに大人気の手作りロケットコーナー(火薬ロケットエンジン使用)が再開し、IRWは製作指導と射点指導(関係者15名)を応援しました。
 一般公開は、穏やかな晩秋の鳩山で盛り沢山の家族参加型イベントに、1552名の来場者の大盛況で、手作りロケット工作コーナー60組抽選にも2.5倍の応募があり人気の高さは相変わらず抜群です。
 幸運な当選者よって製作された60機の手作りロケットは、製作者自身で発射ボタンを押しての打ち上げ、苦労して作ったパラシュートの開き具合や高度測定の結果に一喜一憂しながら、楽しんでいただきました。 さらにIRWによる高度測定校正用試射機やデモ機の打ち上げ(約12機)も多くのギャラリーに喜んでいただき、JAXA_EOCのPRに貢献していることと、IRWの活動が受け入れられているといった実感を嬉しく思います。 今後も継続されることを期待します。
 なお、IRWメンバーは本公開に先立ち10月30日に工作キット60機分の準備を行いました。 また、EOC応援には若い人の初参加もあり、製作・打ち上げ指導補助の体験をしましたので、今後も一層の研鑽を重ねての活躍を期待したいと思います。
  
   手作りロケット製作会場は60組の皆さんで大盛況         次々に出来上がる機体の検査はてんてこ舞い
  
 発射会場では慎重にパラシュートやイグナイター等を装着    大勢のギャラリーが見守る中、見事なフライトに大満足

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 手作りロケットの今回の成績は下図の通りです。 到達高度は従前に比べ10~20m程度低い傾向が見られます。 特に機体重量が50gr以上の機体の高度が低い傾向が強く出ていますが、これは前日の雨で足元が軟弱となり発射点位置を移動し、落下地点の安全確保のため発射角(打上げ角)を約10度強傾けたのと風の影響等でロケットの飛翔軌道が寝てしまい到達高度をロスしてしまったと考えられます。
 すべて手作りの上、時間や指導の制約のある中で、ご家族やグループの皆さんが一生懸命に取り組んでいただきました。 機会があれば今回の経験を生かして次回も挑戦してください。 製作のヒントはこちらで!
 

 

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