奮闘アルバム集 


★ YAC合同例会(2018/10/21(日)@筑波宇宙センター);ロケット工作応援奮闘アルバム
 日本宇宙少年団(以下YAC)の2分団(つくば分団、さくら分団)の2分団の合同例会ロケット工作(A8-3火薬ロケットエンジン使用)が開催され、当アイディアロケット工房(以下IRW)は製作指導補佐と機体検査/射点の運営を応援(総勢7名)しました。

 合同例会には団員+保護者が47名、分団関係者+IRWが10名の総勢57名が参加し、秋の晴天下で盛り上がった活動でした。
 今回はロケットの高度測定をするので、まず全員に、「どんなロケットが高く上がるか」を聞いてみました。 そうすると、さすが!宇宙大好き子供たち。「空気抵抗が少ないもの」「機体が軽いもの」と答えが返ってきました。 これをふまえて、軽くてバランスの良い機体作りを目標に、工作開始!
 団員はIRW版ロケット工作製作書を読んで自分たちの力で作り、わからないところだけ、分団リーダー/IRWメンバーが教えるというやり方で行ないました。機体、ノーズコーン、羽など、失敗しながら、一生懸命作り上げていきました。特にパラシュート工作は難しいので、何度も作り直す子供たち。そして、作り直すたびに、工作がどんどん上手になっていきました。「誰よりも高く飛ばしたい」という気持ちが、子供たちのモチベーションになったようです。 そのかいあって、機体検査では40g台という軽めのロケットが多かったのに、びっくりでした。

 雲1つない青空。まさに、ロケット日より。 つくば宇宙センターに、ロケットのカウントダウンのかけ声が響きます。分団員のロケットは製作者自身で発射ボタンを押しての緊張下での打ち上げす。苦労して作ったパラシュートの開き具合や高度測定の結果に一喜一憂を楽しみながら、良い経験が出来たとの喜びの声が聞かれました。 その他、分団リーダー1機、IRW高度測定用試射3機、IRWメンバー製作の高高度ロケット(高度100m超)2機/アイディア満載の2段式ロケット1機や花火付きロケット1機の合計33機が打ち上げられました。

 今回のYAC活動でもIRWが受け入れられているといった実感を嬉しく、今後も継続して応援する機会が得られることを期待します。

    
      秋空の下、筑波宇宙センターでのYAC合同ロケット工作        合同分団活動の始まりは分団リーダーのロケット解説
    
     IRWメンバーからの工作のコツの説明を真剣に聞く団員達                 夢中に製作中の団員達
    
    団員はIRWの厳しい機体検査を受けます    高度測定器も準備万端、いよいよ打上へ
    
     発射会場ではパラシュートやイグナイター等を装着         準備が整ったロケットは順番に発射台に取付けて貰います
    
    発射ボタンは製作した団員自らがカウントダウンで押しました             勢いよく発射!  順調に上昇中

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 手作りロケットの今回の結果整理は下図の通りです(測定データーは合同例会提供)。 到達高度は最高で80m超えもある素晴らしい結果です。 機体重量も80%の機体が40~50grで、仕上がりも良く、日頃の宇宙少年団活動での経験も生かされた結果と思います。
 すべて手作りの上、時間や指導の制約のある中で、皆さんが一生懸命に取り組んでいただきました。 機会があれば今回の経験を生かして再挑戦して頂ければ良いと思います。 製作のヒントはこちらで!

 
    

 
  

 
  

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