奮闘アルバム集


★ 「越生子ども未来大学」(2024/8/4(日);大空にロケットを飛ばそう!応援奮闘アルバム
 酷暑の夏休みでしたが「令和6年度越生子ども未来大学」大空にロケット飛ばそう!(主催・越生子ども未来大学実行委員会<事務局;越生町教育委員会>」が開催され、当アイディアロケット工房IRWはロケット工作(A8-3火薬ロケットエンジン使用/IRW手作りロケットの製作説明書指導や機体検査/射点/高度測定等の運営を熱中症やコロナ他感染症対策に配慮しながら実施(総勢14名;教育委員会関係者6名(応援4名含む)、IRW関係者8名(うち2名は外部応援)しました。

 当日(8月4日)は酷暑の1日でしたが、晴れていてロケット日和でした。
会場となった越生中学校ランチルームには、ロケット工作参加の26名の小学生と保護者の皆さんが集まりました。 開催時間は3時間程に限られるためIRWではエンジンマウント・ノーズコーン・パラシュート・フィンをキットとして準備し、小学3年生以下は親子で作り、4年生以上は関係者が指導しましたが、教育委員会関係の応援隊は4名が大学生で工作指導を手伝ってくれました。

 ロケットの飛ぶ仕組みの説明の後、工作が始まり予定の1時間40分程で全員の26機が出来上がり、機体検査にも合格しました。 応援隊4人の皆さんが熱心に工作指導をしてくれたおかげと感謝します。 子供たちも張り切って機体に絵をかいたり楽しんでくれました。

 いよいよ打ち上げです。子供たちはマイロケットをもって打ち上げ場所(校庭)に移動して、まずは記念写真撮影。
打ち上げは校庭のほぼ中央に発射台、そこから高度測定のために対角線上の75m離れた2か所にアクリル製透視測定装置を配置しました。IRWの高度測定は三角測量の原理で行っておりますが、ロケットが発射台からいつも真っ直ぐ上に飛ぶとは限らないので2か所から高度測定します。興味のある方はIRW-HPギャラリー;高度測定をご覧ください。

 ロケットの発射は「5,4,3,2,1」のカウントダウンを全員でして、工作者自らが発射ボタンを押し、ロケットが大空に飛んで行きます。
最初は応援隊の皆さんが事前に作った4機を試射として打ち上げ、次に子供たちの26機を打ち上げましたが、中には高度が70mを超えるロケットも出て驚きの喚声が上がりました。最後にアイディアロケット工房(IRW)のメンバーが作った面白ロケットが打ちあがり、全31機が無事打ちあがり、終了です。
高度測定の結果を下の2枚の図に整理しましたが、機体重量(凡そ40〜50gr)と到達高度の関係ではIRW経験値の範囲内で大変よくまとまっており子供達の工作の手際が素晴らしかったことを証明しています。

 暑さに負けず、参加者全員が元気で楽しくロケット工作できたこと、教育委員会の先生方がテントや冷たい麦茶の用意など、万全な暑さ対策をして下さったお陰と感謝いたします。

[後日談]越生町教育委員会の先生から参加した子どもたちから<手作りロケット工作は大変だったけれど高く飛んでうれしかった/来年はもっと高く飛ばしたい、ロケットの仕組みがわかった、奇麗に作れたとほめてもらって嬉しかった等>たくさんの感想文を頂きIRWも嬉しかったです。

 当アイディアロケット工房;IRWの活動が、子供たちの夢を育むきっかけになっている事を実感し、感謝しつつ、今後も継続して応援する機会が作られることを期待します。
 
  越生子ども未来大学 大空にロケットを飛ばそう!に参加の皆さんんの勢揃い(越生町教育委員会提供)

   
 発射台に勢揃いした手作りロケット カウントダウン、製作者自ら発射ボタンを押します  発射、真っ直ぐに上昇

  
  大きな製作会場は満員で熱気も一杯、真剣に製作    出来上がったロケットはIRWメンバーによる機体検査です

  

 注;写真は個人の特定を回避するために解像度を低下させています

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