近鉄バス・ツインクル

 新宿と大阪(難波、天王寺、ユニバーサルスタジオジャパン)を結ぶ夜行バスです。近鉄バスの、2階建て車輌です(マニュアル車のようです)。

 その他のサービス:毛布、スリッパ、おしぼり、飲み物(冷:緑茶パック飲料〔冷水機もあります〕、温:インスタントコーヒー・緑茶のティーパック)、クッションのようなランバーサポート






 A,B席(写真右側)が隣り同士で(それでも、多少の間はあります)、2-1配列になっています。同じ2階建てでも、ドリーム京都号と違い、1階席も3列配列です(〜京都は4列)。
 カーテンが全開している状態で入線(列車で言えば)します。さて、これがよいのかどうかですが、やがて、消灯し、カーテンを閉める段階に来るわけですが、その時に閉めるのは、そのカーテンの近くにいる人=乗客で、閉めなかったり、うまく閉められない(カーテンの継ぎ目をマジックテープで留めていないところが多く、微妙に光が漏れている)ところもあります。
 また、難波に到着する10分くらい前には照明が付き、その後に「開放感があるので、カーテンは開けた方がよろしいかと」という放送があります。



 読書灯は、A,C席に2つの読書灯がある一方で、B席にはない…と思ったところ、A席の上の荷棚部分に、何となく無理矢理取り付けたようにありました。A席の真上にあるため、スポットライトのようなものが取り付けられており、B席へは斜めに照らします。



 この座席の機能は……リクライニング、アームレストが曲がる、フットレスト、レッグレスト、コップ受け(テーブルにもコップ受けがあるがフットレストの横にもある)、テーブル、上着掛け、シートベルト。この他、トイレ等々も含めて説明したビデオが、車内前方にあるテレビ画面に表示されます。音楽の装置はありません。毛布は、乗った時期が冬だからか、かなり分厚いものです。



 テーブルは、とりあえず全席にあるのですが、窓側の席は、この写真のように壁にくっついています。また、壁よりのアームレストはありません(列車のボックス席を思い浮かべると良いでしょう)。つまり、ギリギリまで通路スペースに当てていると考えたいところです。また、窓枠が肘掛け代わりになるのですが、窓枠の高さもちょうどよく、これは決してものすごく不快というわけではありませんでした。



 背面の網ポケットには大阪近辺での乗り場の地図が入っています。フットレストに付いている網ポケットには、スリッパが刺さっています。そのスリッパの更に右下には、コップ受けがあります。



 前方には、ワイドサイズのテレビがあり、出発直後の案内時に使われます。リクライニングの倒し方などを映像に出しながら説明するので、わかりやすいです。
 トイレ使用灯は、一番前にあるテレビの左(時計付近)にもありますが、文字は「使用中」だけで、何が使用中なのか一瞬分かりません。そして、2階の前後にはインターホンがあり、何かが発生した場合、乗務員と連絡が取れます。
 これは、運転士によるのかもしれませんが、出発後の放送時に「高速道路は、異常なしと受けております。」「雪のため徐行するかもしれません」という、飛行機でパイロットが放送するような詳細な放送もあり、丁寧でした。
 バスでの心配点の“時間通りに到着できるか?”ですが、2月中旬の休日出発→平日到着の、大阪行きの便に乗ったところ、15〜20分くらい早着でした。ちなみにこのときは、有給休暇などを取ると連休の最後で、帰阪する人が多いためか、ほぼ満席でした。


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