JR東日本・新幹線E4系
……東北、上越新幹線・Maxやまびこ、Maxとき号 のグリーン席
E4系とは、E1系に引き続いての、オール2階建て新幹線です。16両編成(8両編成×2)になると、世界最大の定員になります。
2021年10月01日に定期運行を終了しました。本来であればもう少し早かったはずですが、19年10月の台風で、北陸新幹線のE7/W7系が水没し、上越新幹線向けに充当するつもりだったE7/W7系をあてがうことになり、その分、E4系の引退が遅れました。災害で引退が遅れたのは、JALのA300-600Rみたいです。
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E1系と同じく、階段は、客室の外(デッキの部分)にあります。座席の柄の模様は、ややポップな感じですが、座席そのものは重厚感があります。
枕は、JR東日本のグリーン車共通の、高さが変えられます。肘掛けは布張りですが、初代MaxのE1系と同じです。
背を傾けると同時に、座面が少し上がります。B44やHDC281等と同じです。レッグレストは、中間肘掛けの真下にあるレバーを操作することで角度が変えられます。しかし、段階式のため、操作するときに、カチカチ、という音がしてしまうため、静かな車内ではちょっと操作しづらいかもしれません。
なかなかおすすめのシートなのですが、しかし、テーブルはやや貧弱な感じです。微妙な揺れにより、テーブルのカップホルダーにおいていない飲み物は、ずるずると前の方に行ってしまうときがあります。また、窓枠には物は置けません。
レッグレストが装備されているため、フットレストは、棒状のものしかありません。足の置き場にちょっと困るかもしれません。
旧・喫煙車(8,16号車)にだけある一人掛けの座席です。身体障害者対応のシートです。
座席そのものの機能は、文句がありません。国内線スーパーシート並だと思います。座幅も広く、ゆったりしています。座面はやや堅め、といったところです。そして、音が静かです。
車内放送で「Max号は停車時揺れることがあります」という案内がありましたが、確かに、立っていると、普通の新幹線より多めに揺れるように感じますが、座っている分には気になりません。
ヘッドレスト部分が、量産車では、E2系やE3系と同じようになっているものに対し、先行量産車はJLB7のようなものになっています(この写真は先行量産車のものです)。ヘッドレスト以外には、バックレストの取っ手の有無もあります。
これらの室内写真の車両番号(一部除く):E446-23
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