JR北海道・DC261系

……スーパー宗谷号 のグリーン席

 2000年にデビューした、姉妹提携を結んだデンマーク鉄道と共同でデザインした車両です。「Tilt261」という愛称の通り、カーブを通過するときに車体の傾斜はしますが、「振り子列車」と同じシステムではない方式です。


詳細はアイコンの説明をご覧ください
※ドリンク・おしぼりサービスは、2015年3月を持ってなくなりました。

 その他のサービス:パソコン専用コンセント
 サービスされる飲み物の内容:冷…ウーロン茶、オレンジジュース、温…コーヒー、紅茶、緑茶(2003年03月現在)




 この写真は、グリーン室の途中から撮ったものではありません。つまり、定員は9名というかなりこぢんまりしたグリーン車です。車内は、群青、木目、黒、灰色だけを使った、シックな色合いです。照明は、蛍光灯とスポットライトみたいな照明が交互に並んでいます。



 木と革で出来た、天然素材の座席です。



 リクライニングすると、シートバックの傾斜と同時に座面も少し前に出る構造は、他のJR北海道のグリーン車と同じです。ヘッドレストは、高さが変えられます。PC用のコンセントは、DC283系とは違い、二人掛け座席にもあります。



 カーペットは、色ごとのタイルになっています(ので、汚れたら、その部分だけを取り替えられる)。そのため、床においてある重い荷物をずらすとき、カーペットがずれてその下が見えてしまうこともあります。



 エンジンの音がよく聞こえ、また、ギアチェンジの時の衝撃が激しかったです。そういう意味では乗り心地はあまり良くはありませんでした。



 今回乗車したとき、あまり増結することはないグリーン車の定員(9名)が満席になりました。一方で普通席では、満席と言うほど混雑しているわけではないものの(ガラガラではありませんでしたが)、通常よりプラス2両増結していました。グレードの高いグリーン車ですが、定員では大問題です。

 これらの室内写真の車両番号:キロ261-201



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