伊豆急行・2100系


この列車の公共スペース:大便器(洋)、洗面所(トイレ内)、小便器(一部、設置していない車両があります)、公衆電話(編成内)、喫煙コーナー、供食設備(サービスコーナー)

 <大便器(洋式)>

  型番…普通便座:TOTO TC254N、紙巻器:TOTO YH110、シートペーパーホルダー:TOTO YR30
 このトイレは、ロイヤルボックス利用客専用です。ちなみに、通路を挟んで逆には和式トイレがあるようで、そちらは普通席利用客用です(位置的には対面しているが仕切り扉があり、ロイヤル客が和式、普通席客が洋式の利用できない)。左にちらっと見える洗面台はサーモスタットがあり、温度調節が出来ます。


 <洗面所・男子用小便器>(トイレ内にあります)

  型番…手洗器:TOTO L34、自動水栓:TOTO TEL12B、小便器:TOTO U104、感知フラッシュバルブ:TOTO TEA90、化粧棚:TOTO YAC30B#V
 つまり、一つの個室に、大便器、洗面台、小便器があります。上部を絞っている車体の断面が分かります。
 この手洗器は、カウンターに埋め込むのではなく、壁に掛けるのが通常です(カウンターに埋込むタイプで、このような形状がないからでしょうが)。手洗器の上の化粧棚は、高級感があります。


 <(旧)喫煙コーナー>

 大きな窓と、ヒップハンガー(?)で構成されています。扉がないのが欠点です。しかも、トイレ(等)に行くには、ここを通らねばなりません。
 写真撮影当時は喫煙コーナーでした。当時の状況としては、まず前提としてJR東日本の普通列車は全席禁煙という原則があります(夜行列車は除く)。これはこの列車にも当てはまり、熱海〜伊東間のJR伊東線区間は、伊豆急行の車両の喫煙コーナーといえども禁煙でした。


 <サービスコーナー>

 係員は、ここに常駐しています。車掌業務は行いません。

 車両によっては、小便器がなく喫煙コーナーが広い車両(4次車)もあります。


 これらの写真の車両番号:2184(2次車)


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