何処に連結するか?
このページでは、ロイヤルボックス(くつろぎボックス)が、何処に連結すればよいかを説明します。表示に違和感がある場合は、フォントを小さめにしてご覧ください。
凡例
R+Y | :該当車両+自由席 |
Y | :自由席(従来の車両) |
該当車両 | :ロイヤルボックス or くつろぎボックス |
| ←幅→ | | :車両の長さ |
東横線
基本として、渋谷方面の一番前(1号車)は、特に朝のラッシュ帯は込んでいる(渋谷駅の改札口が、最前方にあるので)。そのため、1号車近辺に連結するのは、最も良くない。
先頭車の場合は、前面展望が楽しめるが、運転席の分客室が狭くなる(ただし、車体長を1メートル長くして若干対応した)。
中間車の場合は、運転席がない分多少は客室のスペースが広く取れるが、通り抜け客がいる可能性がある(または、通り抜けられないので困る人もいる)。
(0-1) 8000〜5000系(デフォルトの場合)
8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y |
←元町・中華街 | | | | | | 渋谷→ |
20m×8両=160m。東横線のホームへは、この長さの編成が最低限入るようになっている。
(0-2) 1000系(デフォルトの場合)
8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y |
←元町・中華街 | | | | | | 渋谷→ |
18m×8両=144m。
(1) 該当車両(先頭車)+1000系
9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
R+Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y |
←元町・中華街 | | | | | | | 渋谷→ |
該当車両の車両長は19メートル。車両の置き換えの必要がない。また、日比谷線直通列車が減ったことでおそらく余った1000系を、東横線に活用できる。日比谷線直通列車(0-2)は144m。一方で東横線(0-1)は160mである。日比谷線の144m+この車両の19m=163mとなり、東横線とさほど変わらない。しかし、ごく一部の駅では、ホームを飛び出ないかが不明である(そのために特急運行専用にして、そのリスクを減らす・ちなみに、ロイヤルボックスの扉は車両中間寄りにあるので、客室扉の位置的には問題はない)。また、8号車と9号車の連結面も問題である。元々、8両編成の1000系は、運転室部分を中間車両のように連結することを前提としていない(考慮している8500系などは内側に開くのに対して、1000系は扉が外に開き、地下線内で逃げるだけしか考慮していない)。これに対しての改造が出来るかどうかである…単純に、その先頭車を中間車化改造すればよいだけの話ではある。
9号車の自由席部分は2005年7月より、平日の特急・通勤特急・急行列車は女性専用車両となる。
(2) 該当車両(中間車)+1000系(推奨)
9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
Y | Y | Y | Y | R+Y | Y | Y | Y | Y |
←元町・中華街 | | | | | | | 渋谷→ |
車両の置き換えや改造などの手間は最も発生しないが、一般客の通り抜けが出来ないか、この客室の中を、一般客が通り抜けてしまうかどうかである。また、編成の長さは162mだが、ホームの長さがギリギリ(=(0-1)の160mまでで精一杯)の駅がある場合、該当車両を短くして(16mにする)、その代わり、2階建て車両にするなどの対策が必要かもしれない。2階建てにすることで(2階:ロイヤルボックス、地下:普通席)、ロイヤルボックス客室内に通り抜け客が通ることはないメリットもあるが、車両限界的に分からない(トンネルの通り抜けが出来るかどうか…車両は短めだが…)。
(3) 該当車両(先頭車)+8000〜5000系
8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
R+Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y | Y |
←元町・中華街 | | | | | | 渋谷→ |
元々の編成の、8号車部分を交換せねばならない。
8号車の自由席部分は2005年7月より、平日の特急・通勤特急・急行列車は女性専用車両となる。
(4) 該当車両(中間車)+8000〜5000系
8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
Y | Y | Y | R+Y | Y | Y | Y | Y |
←元町・中華街 | | | | | | 渋谷→ |
6号車は弱冷房車なので除外。1号車よりだとラッシュ時に不適。元々の編成の、5号車部分を交換せねばならない。ちなみに(3)と(4)は、「6000系」という系列を作るなど、編成そのものを新製する際には問題は発生しないのは言うまでもない。
目黒線
編成とは異なるが、目黒線(営団南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道)のホームは、ホームドアがあることが特徴である。そのため、乗降扉をホームドアに合わせるのはいうまでもない。また、目黒線は、特に「1号車が込む」などの特徴はないはずなので、何処に置いても大きな問題はないと思う。一つ問題があるといえば、営団・都営側が、こういう車両を嫌がるのかもしれないところである(決して、構造上不可能、というわけはないはずだが)。目黒線に対しては、将来的に(無いという話も聞くが)8両編成になった際に、中間車両に設ければ、置き換えなどの手間は生じない(単純に2両追加する際、そのうちの1両が該当車両になる、ということ)。東横線の(4)と同じと考えて良い。
ちなみに、該当車両を先頭車にしても、地下鉄区間を長時間走るので、前面展望そのものができない。
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