東京急行・1000系(くつろぎボックス)
1000系は、88年にデビューした車両です。車長が18メートルなので、日比谷線直通、多摩川線、池上線で使われています。このくつろぎボックスは東急初の特別席で、この車両を連結した車両は、東横線でのみ使われています。
東急では、1000系という形式の車両は実在しますが、この車両は存在しません。あくまで、このサイトの管理者(QUWA)による「要望」です。
詳細はアイコンの説明をご覧ください
くつろぎボックス料金:\150(立席利用は\100)
定員24名の、転換クロスシートが並ぶ客室です。観光利用が主体ではないので、客室内はあくまでシンプルです。仕切り扉上部には、やや大きめのLED表示器があります。照明は、カバー付の直接照明です。
長くても30分程度の乗車時間には、十分な広さだと思います。小さいながらも、中間肘掛けがあります。床下には暖房機器はないので、足を伸ばすことが出来ます。
ミニテーブルがあり、飲み物程度は置けます。仕事などで広いテーブルを使いたい場合は、端の席に大きなテーブルがあります(限定8名)。
サービスカウンター(左)、喫煙コーナー(右)の様子です。照明は、スポットライト(クリア電球)です。客室との仕切扉は、ドア左のスイッチを押すと開きます。
公衆電話が掛かっている喫煙コーナーの壁は、このイラストでは透明ですが、実際は透明ではありません。喫煙コーナー上部の水色の矢印は、空気の流れです(窓側で取り込み、空気清浄機などに通した後、通路側でサーキュレーター代わりに出す)。
サービスカウンターは、基本的な車掌機能(電鈴、電話機、列車無線、ドアスイッチ〔くつろぎボックス限定〕)、水栓、冷蔵庫などが用意しています。カウンター内の窓は開けることが出来ます。カウンターで販売しているものは、ボールペン、のど飴、ポケットティッシュ、ハンカチ、テレホンカード・パスネット・バス共通カード、ホットコーヒー(平日朝ラッシュ帯のみ)などです。
自動販売機・荷物置き場(左)・トイレ(右)の様子です。奥にあるドアの先は、自由席(いわゆる普通の通勤電車の車内)です。原則的に、自由席からくつろぎボックスへ入ることは出来ません(鍵が掛かっているというわけではありませんが)。
トイレは、バリアフリー対応で、正方形タイプです。トイレの壁も、透明ではありません。透明の壁の部分は、広告スペースです。トイレの便座は、脱臭機能付き暖房便座(TOTO TCF223)です。ドアの鍵を掛けると、便器寄り、洗面台上の照明がつくようになります。洗面台の水栓は、赤外線の自動水栓ですが、温度調節は出来ません。このトイレは、通常は、くつろぎボックス利用者しか利用は出来ませんが、事故が発生し、駅と駅との間で長時間止まってしまったような場合には、自由席の利用客でも例外的に利用できます。
ラッシュ時などで、座席は全て埋まっているが、立席でもいいから利用したい場合は、約10名が利用できます(メリット・自由席よりは空いている、デッキで携帯電話を使っても文句は言われない、トイレなどが利用できる)。途中、席が空いた場合は、差額の\50を支払えば座れます。
これらのイラストの車両番号:1551
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