結の心が息づく合掌づくリ
長 瀬 家
当家の合掌づくりは五代目当主民之助により、明治二十三年(一八九〇)に建造されました。白川郷の自然に育まれた樹齢(一五〇〜二〇〇年の天然檜−や樹齢三○○〜三五〇年という、栃、欅、桂等の巨木が使用されております。
四階建て合掌づくりは、三年の歳月と当時の金でハ百円、米百俵、酒十一石八斗と白川郷民の結の心で完成したと云われております。
平成十三年からの大屋根の貰き善えに当っては、NHKがその過程を一年に渡り撮影し、放送されたドキユメント番組は、今も伝えられている『結』の精神を伝え日本中に大きな反響を呼びました。
また当家は、先祖が加賀百万石前田家の御典医を勤めていたことから前田家より拝領した品も多く伝わっております。
 揺るぎない風格と合掌屋根が作り出すなだらかな線は、白川郡の自然と相まって独自の美を創り出します。長きにわたリ私たちの暮らしを守り、大家族を育て、心を豊かにしてきた『結の家』を、この度数々の民具や銘品とともに、初めて皆さまに公開させていただきます。
  平成十五年六月吉日  当主敬白 (説明板から)
千國写真館

岐阜県大野郡白川村大字荻町

白川郷

国道にはお土産屋さんがいっぱい有ります
村営駐車場:広い駐車場です。自動開閉で駐車料は500円
ふるさと体験館
相倉
菅沼
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世界遺産(合掌造り集落 白川郷)